「格安SIMに乗り換えたらLINEが使えなくなった!」「LINE IDで検索できないんだけど…」
格安SIMへの乗り換えで、一番心配されるのがLINEのトラブルです。毎日使うアプリだけに、使えなくなったら困りますよね。家族や友人との連絡手段がいきなり断たれるのは、想像しただけでゾッとします。
結論から言うと、格安SIMでもLINEは問題なく使えます。ただし、一部の機能に制限がかかるケースがあるので、この記事で原因と解決策をしっかり解説していきます。

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格安SIMでLINEが使えない主な原因
格安SIMでLINEが使えない・不具合が出る原因は大きく分けて4つあります。それぞれの原因と対処法をセットで理解しておけば、乗り換え後にパニックになることはありません。
原因1:SMS認証ができていない
LINEの新規登録や機種変更時のアカウント引き継ぎには、SMS認証が必要です。データ通信専用SIM(SMS機能なし)を使っている場合、このSMS認証ができません。
なお、格安SIMでSMSが届かない?対処法も合わせてチェックしておくと理解が深まります。
解決策はシンプルで、SMS対応のSIMを選ぶこと。多くの格安SIMでは月額150円程度の追加料金でSMS機能を付けられるので、SMS付きを選んでおくのが鉄則です。
ちなみに、音声通話SIMであればSMS機能は標準で付いています。データ通信専用SIMを選ぶ場合だけ注意すればOKです。タブレットやサブ端末にデータ専用SIMを入れてLINEを使いたい場合は、事前にメイン端末でLINEの設定を済ませておくとスムーズです。
原因2:年齢確認ができない → ID検索が使えない
格安SIMでもっとも多いトラブルがこれ。LINEの「ID検索」や「電話番号検索」を使うには、年齢確認(18歳以上であること)が必要です。
記事執筆時点で、年齢確認に対応している格安SIMは以下の通りです。
- ワイモバイル:My Y!mobileと連携して年齢確認OK
- UQモバイル:My UQ mobileと連携して年齢確認OK
- ahamo:dアカウントと連携して年齢確認OK
- LINEMO:ソフトバンクのサービスなので当然対応
- 楽天モバイル:my 楽天モバイルと連携して年齢確認OK
- IIJmio:年齢確認に対応
- mineo:年齢確認に対応
以前は非対応のMVNOが多かったのですが、LINEの仕様変更もあって対応キャリアがかなり増えました。ただし、一部のMVNOではまだ非対応のところもあるので、契約前に確認しておくと安心です。

原因3:トークの引き継ぎに失敗した
格安SIMへの乗り換えと同時に機種変更した場合、LINEのトーク引き継ぎに失敗するケースがあります。これは格安SIMの問題というより、引き継ぎ手順のミスが原因です。
引き継ぎの正しい手順:
- 旧端末でLINEのバックアップを取る(設定 → トーク → トークのバックアップ)
- 旧端末で「アカウント引き継ぎ」をオンにする(設定 → アカウント引き継ぎ)
- 新端末でLINEをインストールし、電話番号でログイン
- SMS認証コードを入力
- バックアップからトークを復元
ポイントは、旧端末で「アカウント引き継ぎ」をオンにすること。これを忘れると36時間以内の引き継ぎができなくなるので要注意です。
また、iPhoneからAndroid(またはその逆)に機種変更する場合は、トーク履歴の引き継ぎが一部制限される場合があります。LINEのバックアップはiPhoneならiCloud、AndroidならGoogleドライブに保存されるため、OS間の移行では直接バックアップを読み込めません。ただし、LINEの「かんたん引き継ぎQRコード」機能を使えば、直近14日間のトーク履歴は異なるOS間でも引き継ぎ可能です。大切なトーク履歴がある場合は、テキストとしてエクスポート(Keep機能やメール送信)しておくのが安心です。
原因4:通信が不安定でLINEが送受信できない
格安SIMの通信速度が遅い時間帯(特に昼12時台)に、LINEのメッセージや画像の送受信が遅くなることがあります。
ただし、テキストメッセージ程度ならそこまで大きなデータ量ではないので、よほど通信状態が悪くなければ問題ありません。動画の送受信は時間帯によっては遅く感じるかもしれません。
具体的な目安としては、LINEのテキストメッセージは数KBと極めて軽量です。画像でも1枚あたり1MB前後、スタンプもキャッシュ済みなら通信不要。通信速度が1Mbps程度あればテキストや画像のやり取りはストレスなく使えます。ビデオ通話だけは最低でも3〜5Mbps程度は欲しいところなので、混雑する時間帯はWi-Fiに切り替えるのがベターです。

年齢確認なしでID検索の代わりに友だち追加する方法
年齢確認に対応していない格安SIMを使っていても、ID検索の代わりに友だち追加する方法はたくさんあります。正直、ID検索を使う場面ってそこまで多くないので、これらの代替方法を知っておけば実質的に困ることはありません。
QRコードで追加する
一番手軽な方法がQRコード。LINEの「ホーム」→「友だち追加」→「QRコード」で自分のQRコードを表示し、相手に読み取ってもらうだけです。離れた場所にいる相手には、QRコードのスクリーンショットをメールやSNSで送ればOK。
QRコードには有効期限がないので、一度スクショを撮っておけば何度でも使い回せます。名刺にQRコードを印刷している人もいるくらいで、ビジネスシーンでも定番の友だち追加方法です。
招待リンクを送る
LINEの「ホーム」→「友だち追加」→「招待」から、SMSやメールで招待リンクを送信できます。相手がリンクをタップするだけで友だち追加完了です。
この方法はSNSのDMやチャットツール経由でもリンクを共有できるのが便利です。LINEをまだインストールしていない相手にも使えるので、幅広い場面で活躍します。
グループに招待してもらう
共通の知り合いがいるなら、グループに招待してもらって、そこから友だち追加する方法もあります。飲み会やイベントで知り合った人と連絡先を交換したい場合にも使えるテクニックです。
「ふるふる」の代替:Bluetooth経由の友だち追加
以前あった「ふるふる」機能は終了しましたが、近くにいる相手となら上記のQRコードの読み取りが最もスピーディです。スマホを向け合うだけで一瞬で追加できるので、ID検索よりむしろ手軽かもしれません。

格安SIMでLINE通話は使える?
LINEの無料通話やビデオ通話は、格安SIMでも問題なく使えます。ただし、いくつか知っておくべきポイントがあります。
データ消費量の目安
| 通話タイプ | 1分あたり | 1時間あたり |
|---|---|---|
| 音声通話 | 約0.3MB | 約18MB |
| ビデオ通話 | 約5MB | 約300MB |
音声通話はデータ消費が少ないので、1GBプランでも十分使えます。1GBあれば、音声通話だけなら約55時間分。毎日1時間通話しても余裕です。ビデオ通話はそれなりにデータを消費するので、Wi-Fi環境で使うのがおすすめです。
通話品質について
LINE通話の品質は通信速度に左右されます。混雑する昼12時台は音声が途切れたり、ビデオ通話の画質が落ちたりすることも。大事な通話はWi-Fi環境で行うか、通常の電話回線を使うのが無難です。
なお、LINE通話と通常の電話回線の違いを簡単に整理すると、LINE通話はデータ通信を使うため通話品質がネット環境に依存します。一方、通常の電話回線(090/080の番号)は電話回線を使うため安定していますが、通話料がかかります。格安SIMでも5分かけ放題などの通話オプションがあるので、仕事や大事な連絡には電話回線、日常のやり取りにはLINE通話と使い分けるのが賢い方法です。
グループ通話やライブ配信のデータ消費
LINE通話の中でも、グループ通話やライブ配信はデータ消費量が増えます。グループビデオ通話は参加人数が増えるほどデータを多く消費するため、大人数でのビデオ通話をよく使う人は、格安SIMの容量プランを選ぶ際に少し余裕を持たせておくのがおすすめです。目安として、4人でのグループビデオ通話を1時間すると約500MB程度消費します。
LINEMOならLINEのデータ消費ゼロ
LINEをたくさん使う人におすすめなのがLINEMO。LINEのトーク、音声通話、ビデオ通話のデータ消費がカウントされない「LINEギガフリー」が全プランに付いています。
LINEMOの評判・口コミについてはLINEMOの評判・口コミで詳しく解説しています。
速度制限中でもLINEだけは通常速度で使えるので、LINEが生活の中心になっている人には心強いサービスです。
LINEギガフリーの対象となるのは、トーク(テキスト・画像・動画・スタンプ送受信)、音声通話、ビデオ通話、タイムラインの閲覧などです。ただし、LINE NEWSやLINEマンガ、LINE GAMEなどのファミリーサービスはカウントフリーの対象外なので注意しましょう。それでも、日常のコミュニケーションに必要なLINEの基本機能はすべてカバーされているので、LINEヘビーユーザーにとっては非常に魅力的です。

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格安SIMでLINEを使う際のおすすめ設定
1. トークのバックアップを自動化する
LINEの設定 → トーク → トークのバックアップから、自動バックアップをオンにしておきましょう。万が一のトラブル時にもトーク履歴を復元できます。バックアップの頻度は「毎日」に設定しておくと安心です。バックアップ先はiPhoneならiCloud、AndroidならGoogleドライブになるので、クラウドストレージの空き容量も確認しておきましょう。
2. 写真の自動ダウンロードをWi-Fiのみにする
LINEの設定 → 写真と動画 → 「写真を自動ダウンロード」をWi-Fi接続時のみに変更。データ容量の節約になります。グループトークで大量の写真が共有されると、知らないうちにデータを消費してしまうことがあるので、この設定は必ずやっておきましょう。
3. 通知設定を確認する
格安SIMに乗り換え後、LINEの通知が来なくなったという声もあります。スマホの設定でLINEの通知が許可されているか、バッテリー最適化の対象から外しているか確認しましょう。
特にAndroidスマホでは、バッテリー最適化機能がバックグラウンドアプリの動作を制限することがあります。LINEの通知が届かない場合は、以下の設定を確認してみてください。
- スマホの「設定」→「アプリ」→「LINE」→「バッテリー」→「制限なし」に変更
- スマホの「設定」→「通知」→「LINE」→通知を許可
- LINEアプリ内の「設定」→「通知」→通知をオン
4. 送受信する画像の画質を調整する
LINEの設定 → 写真と動画 → 「送信する写真の画質」で画質を選べます。「標準」にしておけばデータ消費を抑えつつ、十分きれいな画像を送れます。格安SIMでデータ容量に限りがある場合は、この設定だけでかなりのデータ節約になります。
5. LINEのキャッシュを定期的にクリアする
長期間使っていると、LINEのキャッシュデータがかなり溜まってきます。キャッシュが増えすぎるとアプリの動作が重くなることがあるので、月に1回程度はキャッシュをクリアするのがおすすめです。LINEの設定 → トーク → データの削除から、キャッシュデータだけを選んで削除できます。トーク履歴は消えないので安心してください。

格安SIMでLINE Payは使える?
スマホ決済としてLINE Payを使っている方も多いと思います。結論から言うと、格安SIMでもLINE Payは問題なく使えます。QRコード決済やオンライン決済、送金機能など、すべての機能がそのまま利用可能です。
ただし、LINE Payの本人確認にSMS認証が必要な場合があるので、やはりSMS対応のSIMを選んでおくことが重要です。また、決済時にはネット接続が必要になるので、通信が不安定な場所では使えないことがある点は覚えておきましょう。
格安SIMへの乗り換え前にやるべきLINEの準備チェックリスト
格安SIMに乗り換える前に、LINEに関して以下の準備をしておけば安心です。
乗り換え前のLINE準備チェックリスト:
- LINEに登録しているメールアドレスとパスワードを確認する
- 電話番号がLINEに正しく登録されているか確認する
- トークのバックアップを手動で取っておく
- LINEの「アカウント引き継ぎ」設定の場所を確認しておく
- トーク内の大切な画像や動画を端末に保存しておく
- 新しいSIMがSMS対応かどうか確認する
- 乗り換え先のキャリアがLINEの年齢確認に対応しているか確認する
この準備をしておけば、乗り換え当日は10分程度でLINEの移行が完了します。特に忘れがちなのが、LINEに登録しているメールアドレスとパスワードの確認。「登録した覚えがない」「パスワードを忘れた」という方は、旧端末が使えるうちに必ず設定しておいてください。
詳しくは格安SIMの注意点・デメリットでまとめているので、気になる方はそちらもどうぞ。
まとめ:格安SIMでもLINEはちゃんと使える
格安SIMに乗り換えても、LINEの基本的な機能(トーク、通話、スタンプなど)はこれまで通り使えます。
気をつけるのは以下の3つだけ。
- SMS対応のSIMを選ぶ(新規登録・引き継ぎに必要)
- ID検索を使いたいなら年齢確認対応のキャリアを選ぶ
- 機種変更時のトーク引き継ぎ手順をしっかり確認する
これさえ押さえておけば、格安SIMでもLINEライフはまったく問題なし。月々の料金を節約しつつ、LINEも快適に使っていきましょう。ID検索が使えなくてもQRコードで代替できるし、通話品質もWi-Fi環境なら全く問題ありません。格安SIMへの乗り換えをLINEが理由でためらっている方は、この記事を参考にぜひ一歩踏み出してみてください。

LINEの詳しい引き継ぎ手順については、LINE公式のヘルプページも参考にしてみてください。また、格安SIMの年齢確認対応状況はLINEの対応キャリア一覧で最新情報を確認できます。通信速度が気になる方は、みんなのネット回線速度で実際のユーザーの計測結果をチェックしてみるのもおすすめです。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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