「格安SIMにしたいけど、通話が多いから不安…」「かけ放題がない格安SIMだと通話料がヤバそう…」
そんな心配をしている方、結構いるのではないでしょうか。確かに格安SIMの通話料は30秒22円が基本なので、通話が多い方はあっという間に料金が膨らんでしまいます。
でも安心してください。かけ放題オプションが充実した格安SIMはたくさんあります。しかも大手キャリアのかけ放題より断然安いんです。通話品質もどの格安SIMも大手キャリアとほぼ変わらないレベルになっています。
この記事では、通話が多い方に本当におすすめできる格安SIMを、かけ放題の種類・料金・通話品質で徹底比較していきます。
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かけ放題なしだとどのくらい通話料がかかる?
まず、かけ放題オプションなしの場合にどのくらい通話料が発生するのか確認しておきましょう。格安SIMの通話料は基本的に30秒22円(税込)です。
| 月の通話時間 | 通話料(30秒22円) | 5分かけ放題の場合 | 完全かけ放題の場合 |
|---|---|---|---|
| 月30分(1回5分×6回) | 1,320円 | 0円(超過なし) | 0円 |
| 月1時間(1回10分×6回) | 2,640円 | 660円(超過分のみ) | 0円 |
| 月2時間 | 5,280円 | 3,960円 | 0円 |
| 月3時間 | 7,920円 | 6,600円 | 0円 |
月1時間以上通話する方は、かけ放題オプションを付けたほうが確実にお得です。月30分でも、5分を超える通話が含まれるなら5分かけ放題を検討する価値があります。

格安SIMのかけ放題は3種類ある
5分かけ放題
1回5分以内の通話が無料になるプランです。ちょっとした連絡や確認の電話が多い方に最適。5分を超えた分は30秒22円の通常料金がかかります。
5分かけ放題が向いているのは、「ピザの注文」「お店の予約」「宅配便の再配達依頼」のような短い電話が多い方です。1回5分以内に収まるなら、月に何回かけても無料。サクッと要件を伝える電話がメインの方にはコスパ最強のオプションです。
10分かけ放題
1回10分以内の通話が無料。仕事の電話やお店への問い合わせなど、少し長めの通話が多い方向けです。
5分かけ放題だと「あとちょっとで切らないと…」と焦ることがありますが、10分あれば大体の用事は済みます。仕事関連の電話が多い方は、10分かけ放題にしておくと安心です。
完全かけ放題(時間無制限)
何分話しても定額。親や友人との長電話、仕事の打ち合わせなど、通話時間を気にせず使いたい方にはこれ一択です。
完全かけ放題が特に必要なのは以下のような方です。
- 両親や祖父母との電話が長くなりがちな方
- 電話営業やテレアポの仕事がある方
- クライアントとの電話打ち合わせが頻繁にある方
- LINE通話ではなく通常の電話を使いたい方

通話かけ放題のある格安SIM 比較表
| サービス名 | 5分かけ放題 | 10分かけ放題 | 完全かけ放題 | 通話品質 | 専用アプリ |
|---|---|---|---|---|---|
| ahamo | 無料(標準付帯) | – | 1,100円 | ◎(VoLTE) | 不要 |
| 楽天モバイル | – | – | 無料(Rakuten Link) | ○(アプリ経由) | Rakuten Link |
| UQモバイル | – | 880円 | 1,980円 | ◎(VoLTE) | 不要 |
| ワイモバイル | – | 880円 | 1,980円 | ◎(VoLTE) | 不要 |
| LINEMO | 550円 | – | 1,650円 | ◎(VoLTE) | 不要 |
| IIJmio | 500円 | 700円 | 1,400円 | ○(みおふぉん) | 不要 |
| mineo | – | 550円 | 1,210円 | ○(専用アプリ推奨) | mineoでんわ |
各サービスの詳細解説
楽天モバイル ── 完全かけ放題が0円の衝撃
楽天モバイルの最大の武器は、Rakuten Linkアプリを使えば国内通話が完全無料という点です。追加料金なしで、何時間でも通話し放題です。
メリット:
- Rakuten Linkで国内通話が完全無料(時間無制限)
- データプランの料金だけで通話し放題
- SMSも無料で送信可能
デメリット:
- Rakuten Linkアプリ経由の通話品質は標準電話よりやや劣る
- iPhoneではRakuten Linkで着信できない仕様
- 地下やビル内では通話品質が不安定になることがある
Rakuten Linkの通話品質について正直に言うと、静かな環境なら問題なく通話できますが、電車の中や人混みの中では相手の声が聞き取りにくいことがあります。仕事の重要な電話では標準通話を使い、プライベートの通話はRakuten Linkという使い分けもアリです。
ahamo ── 5分かけ放題が標準装備で高品質通話
ahamoは月2,970円の基本プランに5分以内のかけ放題が含まれています。VoLTE対応の高品質な通話が追加料金なしで使えるのは大きなポイントです。
完全かけ放題にしたい場合は月1,100円の追加で、合計4,070円。通話品質も含めたトータルのコスパは非常に高いです。
ahamoの完全かけ放題(月1,100円)は、大手キャリアの完全かけ放題(月1,980円前後)と比べて約900円安い上に、通話品質はドコモそのもの。コスパと品質を両立したい方にはベストな選択肢です。
UQモバイル ── 通話オプションの選択肢が豊富
UQモバイルは「通話パック60」(月660円で60分/月の通話込み)、「10分かけ放題」(月880円)、「完全かけ放題」(月1,980円)の3種類から選べます。
「月60分くらいしか電話しないけど、通話料は抑えたい」という方には通話パック60がちょうどいいです。60分以内なら月660円固定なので、通常料金(60分で2,640円)と比べて約2,000円の節約になります。
ワイモバイル ── 60歳以上なら完全かけ放題が割引
ワイモバイルは60歳以上のユーザーなら完全かけ放題が月1,100円(通常1,980円)で使えます。シニアの方で通話が多い方には非常にお得です。
離れて暮らす両親の格安SIM選びで迷っている方は、ワイモバイルが有力候補です。60歳以上の完全かけ放題割引に加えて、店舗サポートがあるので「何かあったらお店に行ける」という安心感があります。

mineo ── 完全かけ放題が最安クラス
mineoの完全かけ放題は月1,210円と業界最安クラスです。
mineoの基本料金(マイピタ 1GB 1,298円)と合わせても月2,508円で完全かけ放題付きのスマホが持てます。「とにかく安く完全かけ放題を使いたい」という方には最も適した選択肢です。データ容量が足りない場合は「マイそく」プラン(最大1.5Mbps使い放題 990円)との組み合わせで月2,200円という選択肢もあります。
IIJmio ── かけ放題+データのトータルコスパが光る
IIJmioは基本料金が安い(2GB 850円〜)ので、完全かけ放題(1,400円)を付けても合計2,250円。データ容量が少なくて通話が多い方にはベストな選択肢かもしれません。

🐕 ナビ助のおすすめ!
通話パターン別おすすめ格安SIM
1回5分以内の短い電話が多い → ahamo
5分かけ放題が標準装備で追加料金なし。サクッと済ませる通話が多い方に最適です。
長電話が多い・電話営業がある → 楽天モバイル
何時間話しても無料なので、長電話をよくする方や電話営業の仕事がある方は楽天モバイル一択です。
通話品質にこだわりたい → UQモバイルまたはahamo
仕事の電話で「聞こえにくい」は致命的です。VoLTE対応で専用アプリ不要のUQモバイルやahamoなら、大手キャリアと同じ通話品質で安心です。
通話もデータも最安で → IIJmio + 完全かけ放題
2GB + 完全かけ放題で月2,250円。これ以上安く通話し放題のプランはほぼありません。
60歳以上の両親に → ワイモバイル
完全かけ放題が月1,100円+店舗サポートありで、シニアの方にも安心です。
大手キャリアと格安SIMのかけ放題料金比較
「格安SIMのかけ放題って本当に安いの?」という方のために、大手キャリアとの料金比較を載せておきます。
| キャリア/サービス | 基本料金(中容量) | 完全かけ放題 | 合計 |
|---|---|---|---|
| ドコモ(eximo) | 7,315円(無制限) | 1,980円 | 9,295円 |
| au(使い放題MAX) | 7,238円(無制限) | 1,980円 | 9,218円 |
| ahamo | 2,970円(20GB) | 1,100円 | 4,070円 |
| 楽天モバイル | 2,178円(20GB) | 0円 | 2,178円 |
| IIJmio | 1,500円(15GB) | 1,400円 | 2,900円 |
| mineo | 1,958円(10GB) | 1,210円 | 3,168円 |
大手キャリアで完全かけ放題を使うと月9,000円超。楽天モバイルなら月2,178円。年間で約8万円もの差が出ます。通話品質の違いを許容できるなら、この差は見過ごせません。
格安SIMの通話品質は大丈夫?
VoLTE対応なら大手キャリアと同等
ahamo、UQモバイル、ワイモバイル、LINEMOなどのキャリアサブブランドは、標準の電話アプリからVoLTEで発信できるので、通話品質は大手キャリアと同じです。
専用アプリ経由の通話はやや品質が劣る
楽天モバイルのRakuten Linkや、一部MVNOの専用アプリを経由した通話は、IP電話に近い仕組みのため、標準のVoLTE通話と比べると音質がやや劣ることがあります。ただし、普段の通話で困るレベルではないことがほとんどです。
- 通話無料を最優先 → 楽天モバイル(Rakuten Linkで0円)
- 短い通話が多い → ahamo(5分かけ放題が標準付帯)
- 通話品質重視+かけ放題 → UQモバイル(VoLTE + 完全かけ放題1,980円)
- 最安で完全かけ放題 → IIJmio(2GB + かけ放題で月2,250円)
通話料を節約するその他のテクニック
LINE通話を活用する
家族や友人との通話はLINE通話で代替すれば、データ通信だけで通話が可能です。LINEMOならLINEのデータ消費がカウントされないので、さらにお得です。
折り返し電話アプリを使う
かけ放題ではなく、通話料が半額(30秒11円)になるアプリもあります。かけ放題をつけるほどではないけど、たまに長電話をする方は検討してみてください。
Wi-Fi通話(VoWiFi)を活用する
Wi-Fi環境下で通話できるVoWiFi対応の端末なら、電波が弱い場所でもWi-Fiを使って安定した通話ができます。自宅でWi-Fiに接続していれば通話品質がさらに安定するので、知っておいて損はないテクニックです。

よくある質問(FAQ)
Q. かけ放題でも有料になる番号はある?
あります。0570(ナビダイヤル)や0120(フリーダイヤルからの発信)、国際電話などはかけ放題の対象外です。特に0570番号は企業のカスタマーサポートでよく使われているので注意してください。
Q. かけ放題は後から外せる?
ほとんどの格安SIMでオプションの追加・削除は自由にできます。まずは付けてみて、通話をあまりしない月が続くようなら外す、という柔軟な使い方が可能です。
Q. 通話品質を事前に確認する方法はある?
短期間だけ契約して試すのが確実です。楽天モバイルやpovo2.0は契約期間の縛りがないので、1ヶ月だけ使って通話品質を確認してから本契約に切り替えることもできます。
まとめ:通話が多い人でも格安SIMでしっかり節約できる
「通話が多いから格安SIMは無理」というのは過去の話です。かけ放題オプションが充実していて、通話品質も大手キャリアに引けを取らないレベルになっています。
まずは自分の月の通話時間を確認してみましょう。スマホの通話履歴から大体の通話時間がわかります。それを基準に最適なプランを選んでください。
- 月の通話が30分以内 → かけ放題なしでもOK(通話料を計算して判断)
- 5分以内の短い通話が多い → ahamo(5分かけ放題が無料)
- 長電話が多い → 楽天モバイル(完全かけ放題0円)またはIIJmio(完全かけ放題1,400円)
- 通話品質を絶対に妥協したくない → ahamo or UQモバイル(VoLTE対応)
参考リンク:
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