「格安SIMにしたらSMSが届かなくなった…」「認証コードが受信できない!」
SMSは二段階認証やサービスの本人確認でよく使われるので、届かないと本当に困ります。でも大丈夫、原因がわかれば対処は意外と簡単です。
この記事では、格安SIMでSMSが届かない原因と、ケース別の解決策をわかりやすく解説していきます。

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まず確認!SMS機能は付いてる?
一番多い原因がこれ。そもそもSMS機能がないSIMを使っているケースです。
格安SIMには大きく3種類あります。
- 音声通話SIM:電話もSMSもデータ通信もOK
- SMS対応データSIM:電話はできないけどSMSとデータ通信はOK
- データ専用SIM:データ通信のみ。SMSは使えない
データ専用SIMは音声SIMより月額100〜200円ほど安いですが、SMSが一切使えません。認証コード受信のためだけにもSMS付きプランを選んでおく方が結局お得です。契約内容がわからない場合は、利用中の格安SIMのマイページで確認してみましょう。
SIMの種類の見分け方
自分がどの種類のSIMを使っているかわからない場合は、以下の方法で確認できます。
- マイページで確認:各格安SIMの会員ページにログインすると、契約プランの詳細が確認できます
- 契約時のメールを確認:申し込み完了メールにプラン名が記載されています
- 電話をかけてみる:電話が発信できれば音声通話SIM、できなければデータSIMです
- SMSを送信してみる:自分の番号から別のスマホにSMSを送ってみて、送信できなければSMS非対応です

SMSが届かない7つの原因と対処法
原因1:受信拒否設定がオンになっている
スマホのSMS設定で、迷惑メッセージのフィルタリングが厳しくなっていると、正規のSMSまでブロックされることがあります。
対処法:
- iPhoneの場合:設定 → メッセージ → 「不明な差出人をフィルタ」をオフにしてみる
- Androidの場合:メッセージアプリ → 設定 → 「スパム保護」の設定を確認
特にセキュリティアプリをインストールしている場合、そのアプリがSMSをブロックしている可能性もあります。ウイルスバスターやノートンなどのセキュリティアプリの設定も合わせて確認しましょう。
原因2:電波状況が悪い
SMSは電話回線を使って送受信するため、電波が弱い場所では受信できないことがあります。特に地下やビルの奥まった場所では注意が必要です。
対処法:
- 電波の良い場所に移動する
- 機内モードのオン・オフを試す(電波の再接続)
- 端末を再起動する
Wi-Fiに接続している状態でも、SMSは電話回線を使って受信します。そのため「Wi-Fiは繋がっているのにSMSが届かない」という状況は普通に起こり得ます。Wi-Fiではなく、モバイル回線のアンテナが立っているかを確認してください。
原因3:SIMカードの接触不良
SIMカードがスロットにしっかり入っていなかったり、端子部分が汚れていたりすると、通信がうまくいかずSMSが届かないことがあります。
対処法:
- 端末の電源を切り、SIMカードを一度取り出して入れ直す
- 端子部分を柔らかい布で優しく拭く
- SIMカードに目に見える損傷がないか確認する
eSIMを利用している場合は物理的な接触不良はありませんが、プロファイルの再インストールで改善するケースがあります。eSIMの再インストール手順は各キャリアの公式サイトで確認できます。

原因4:SMSセンター番号の設定が間違っている
格安SIMに乗り換えた際、SMSセンター番号が正しく設定されていないことがあります。特にAndroid端末で発生しやすいトラブルです。
主要キャリアのSMSセンター番号:
- ドコモ回線:+81903101652
- au回線:+81077010
- ソフトバンク回線:+819066519300
設定方法(Androidの場合):メッセージアプリの設定 → 詳細設定 → SMSセンター番号で確認・変更できます。端末によってメニューの場所が異なるので、見つからない場合は「機種名 SMSセンター番号 設定」で検索してみてください。
iPhoneの場合はSMSセンター番号の手動設定は基本的に不要です。SIMカードを挿入すると自動的に設定されます。もし設定がおかしくなった場合は、SIMカードの再挿入か端末のリセットで改善します。
原因5:ストレージ容量が不足している
意外と見落としがちなのがこれ。端末のストレージがいっぱいだと、新しいSMSを保存できず受信に失敗することがあります。
対処法:
- 不要なアプリや写真を削除して容量を確保する
- 古いSMSメッセージを削除する
- キャッシュデータをクリアする
目安として、端末のストレージ空き容量が500MB以下になると、SMSの受信に影響が出る場合があります。定期的にストレージの使用状況を確認する習慣をつけておくと安心です。
原因6:海外からのSMSがブロックされている
一部のWebサービス(Uber、海外のSNSなど)は海外の番号からSMSを送信します。格安SIMによっては、海外からのSMSをデフォルトでブロックしている場合があります。
対処法:
- 格安SIMのマイページで国際SMSの受信設定を確認
- キャリアのサポートに問い合わせて設定変更を依頼
特にLINEやTwitter(X)、Instagram、Amazonなどのサービスは海外サーバーからSMSを送信するケースがあります。これらのサービスの認証コードが届かない場合は、国際SMS受信がブロックされている可能性が高いです。
原因7:キャリア側のシステムトラブル
まれにですが、格安SIM側のシステムで一時的な障害が発生し、SMSが届かなくなることがあります。
対処法:
- キャリアの公式サイトやSNSで障害情報を確認
- しばらく時間を置いてから再度試す
- Twitterで「(キャリア名)障害」と検索して他のユーザーの状況を確認

認証コードのSMSが届かない場合の対処法
銀行やWebサービスの二段階認証でSMSが届かないのは特に困ります。以下の方法を試してみてください。
1. 再送信を試す
認証コードの画面で「再送信」ボタンがあれば、まずそれを試しましょう。ネットワークの一時的な問題で届かなかった場合は、再送信で解決することが多いです。ただし、再送信を連続で押しすぎると一定時間ロックがかかるサービスもあるので、30秒〜1分ほど待ってから再送信するのがコツです。
2. 音声通話での認証に切り替える
多くのサービスでは、SMSの代わりに音声通話で認証コードを伝えてくれるオプションがあります。「電話で受け取る」「音声通話で確認」といったリンクを探してみてください。
音声通話での認証は、自動音声がコードを読み上げてくれる形式です。SMSが届かなくても電話が受けられれば使えるため、SMS対応データSIMを使っている場合は利用できませんが、音声通話SIMなら問題なく使えます。
3. 認証アプリを使う
Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorなどの認証アプリに切り替えると、SMSに依存せずに二段階認証が使えるようになります。セキュリティ面でもSMSより安全とされているので、この機会に移行するのもおすすめです。
認証アプリのメリットはSMSトラブルの影響を受けないことに加えて、オフライン環境でもコードを生成できる点です。飛行機の中や電波の届かない場所でも認証コードを取得できるため、旅行先でも安心です。
4. メールやバックアップコードで認証する
サービスによっては、SMS以外の認証方法としてメール認証やバックアップコードが用意されていることがあります。特にGoogleやAppleなどの大手サービスでは複数の認証手段が用意されているので、設定画面を確認してみましょう。
認証アプリへの切り替えは、SMSトラブルの根本的な解決策です。Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorを使えば、通信状況に左右されず安定した認証が可能になります。主要なWebサービスのほとんどが認証アプリに対応しているので、SMS認証から順次切り替えていくのがおすすめです。
格安SIM別のSMS対応状況
主要な格安SIMのSMS対応状況をまとめました。契約前の参考にしてください。
| 格安SIM | SMS対応 | 国際SMS受信 | 備考 |
|---|---|---|---|
| IIJmio | 全プラン対応 | ○ | データSIMでもSMS機能付きを選択可 |
| mineo | 全プラン対応 | ○ | SMS送信料は1通3〜33円 |
| 楽天モバイル | 対応 | ○ | Rakuten Linkアプリ経由なら無料 |
| UQモバイル | 対応 | ○ | au回線で安定 |
| ワイモバイル | 対応 | ○ | ソフトバンク回線で安定 |
| LINEMO | 対応 | ○ | ソフトバンク回線で安定 |
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SMSが届かないトラブルを防ぐために
格安SIM契約時のチェックポイント
- SMS機能が付いたプランを選ぶ(データ専用SIMは避ける)
- MNP(番号ポータビリティ)で乗り換える場合は、SMS機能が自動的に付いてくる
- eSIMの場合も、SMS対応プランかどうか確認する
- 国際SMSの受信設定がデフォルトでどうなっているか確認する
乗り換え後にやっておくこと
- テストSMSを送受信して動作確認する
- 重要なサービスの二段階認証が正常に動作するか確認
- SMSセンター番号が正しいか確認(特にAndroid)
- 銀行やクレジットカード会社のSMS通知が届くかテストする
- できれば主要な認証アプリに順次切り替えておく

SMSが送信できない場合の対処法
SMSの受信だけでなく、送信ができないケースもあります。送信できない場合の原因と対処法も押さえておきましょう。
送信先の番号が正しいか確認する
国番号の有無や番号の桁数が間違っていないかチェックしましょう。海外の番号に送信する場合は「+国番号」を付ける必要があります。
SMS送信料の残高を確認する
格安SIMのSMS送信は1通あたり3〜33円程度の料金がかかります。プリペイド残高や利用限度額に達していると送信できなくなることがあります。
文字数制限に注意する
SMSには1通あたりの文字数制限があります。全角70文字(半角160文字)を超えると、分割送信になるか送信に失敗することがあります。長いメッセージを送りたい場合は、SMSではなくLINEやメールなど他の手段を検討しましょう。
まとめ:SMSが届かない原因は特定しやすい
格安SIMでSMSが届かない原因のほとんどは、設定の問題か一時的な通信トラブルです。この記事で紹介した対処法を順番に試していけば、大抵のケースは解決できるはずです。
対処の優先順位をまとめると以下の通りです。
- SMS機能が付いたSIMか確認する
- 端末を再起動する・SIMカードを挿し直す
- 受信拒否設定・フィルタリング設定を確認する
- SMSセンター番号を確認する(Android)
- ストレージの空き容量を確認する
- 国際SMS受信設定を確認する
- キャリアの障害情報を確認する
それでも解決しない場合は、利用中の格安SIMのカスタマーサポートに問い合わせるのが確実です。SIMカードの不良や回線側の問題は、自分では対処できないこともあるので、遠慮なく相談しましょう。
SMSの仕組みについて詳しく知りたい方は、総務省の電気通信番号に関するページも参考になります。また、端末の設定方法がわからない場合はApple公式のSMS設定ガイドやGoogleのメッセージヘルプもチェックしてみてください。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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