「ワイモバイルとUQモバイル、どっちにすればいいの?」――格安SIM選びで多くの方が直面するこの問題、一緒に解決していきましょう。
この2つは格安SIMの二大巨頭と言っていい存在です。どちらも大手キャリアのサブブランドで、通信品質が高くて料金が安い。正直、似ているところが多すぎて迷いますよね。
結論を先にお伝えすると、「ソフトバンク光を使っている or PayPay経済圏ならワイモバイル」「auひかりを使っている or au経済圏ならUQモバイル」です。
なお、UQモバイルの評判・口コミも合わせてチェックしておくと理解が深まります。
ワイモバイルの評判についてはワイモバイルの評判で詳しく解説しています。
ただ、それだけでは判断できない方も多いと思いますので、料金・速度・割引・サポートなど、あらゆる項目で両社を徹底的に比較していきます。数字で比較すると意外な差が見えてくるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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ワイモバイル vs UQモバイル 基本スペック比較
| 比較項目 | ワイモバイル | UQモバイル |
|---|---|---|
| 運営元 | ソフトバンク | KDDI(au) |
| 使用回線 | ソフトバンク回線 | au回線 |
| 料金プラン | シンプル2 S/M/L | ミニミニ/トクトク/コミコミ |
| 月額料金 | 2,365円〜5,115円 | 2,365円〜3,278円 |
| データ容量 | 4GB / 20GB / 30GB | 4GB / 15GB / 20GB |
| 5G対応 | ○ | ○ |
| eSIM対応 | ○ | ○ |
| データ繰り越し | ○ | ○ |
| 家族割 | ○(2回線目以降1,100円割引) | △(家族セット割で550円割引) |
| 光回線セット割 | おうち割 光セット(最大1,650円割引) | 自宅セット割(最大1,100円割引) |
| 店舗サポート | ソフトバンクショップ・ワイモバイルショップ | auショップ・UQスポット |
| キャリアメール | ○(@ymobile.ne.jp) | ○(@uqmobile.jp) |
| 速度制限後の速度 | S: 300kbps / M,L: 1Mbps | ミニミニ: 300kbps / トクトク,コミコミ: 1Mbps |
基本スペックだけ見ると、対応機能はほぼ同じです。5G・eSIM・データ繰り越し・キャリアメールなど、格安SIMに欲しい機能は両社ともしっかり揃っています。ここから先の料金プランや割引の仕組みが、両社を選ぶ上での大きな判断材料になってきます。
料金プランを詳しく比較
割引なしの場合
| 容量帯 | ワイモバイル | UQモバイル |
|---|---|---|
| 4GB | 2,365円(シンプル2 S) | 2,365円(ミニミニ) |
| 15GB | – | 3,465円(トクトク) |
| 20GB | 4,015円(シンプル2 M) | 3,278円(コミコミ) |
| 30GB | 5,115円(シンプル2 L) | – |
割引なしの場合は20GB帯でUQモバイルのコミコミプラン(3,278円)の方が安く、さらに10分かけ放題が含まれています。通話込みだとUQモバイルの方が年間約9,000円お得になる計算です。一方、ワイモバイルは30GBの大容量プランがあるのが強みです。
UQモバイルの「コミコミプラン」は、20GB+10分かけ放題が3,278円というかなりお得なプランです。ワイモバイルで同じ条件を再現しようとすると、シンプル2 M(20GB)4,015円+だれとでも定額(10分かけ放題)880円=4,895円。その差は毎月1,617円、年間で19,404円にもなります。通話を全くしない人なら差は小さくなりますが、10分以内の通話をよくする人にはUQモバイルのコスパが光ります。

割引をフル適用した場合
| 容量帯 | ワイモバイル(最大割引後) | UQモバイル(最大割引後) |
|---|---|---|
| 4GB | 1,078円 | 1,265円 |
| 15〜20GB | 2,178円(20GB) | 2,365円(15GB) / 3,278円(20GB) |
| 30GB | 3,278円 | – |
割引をフル適用すると、ワイモバイルの4GBプランが月1,078円になります。UQモバイルの最安1,265円よりも安い水準です。ただし、ワイモバイルの割引には「おうち割 光セット」(ソフトバンク光が必要)と「PayPayカード割」が条件となっています。
ワイモバイルの割引後の月1,078円(4GB)は格安SIMの中でもトップクラスの安さです。MVNOのIIJmio(5GB/990円)と比べても大きな差はなく、しかも通信品質はMVNOよりもはるかに安定しているので、割引条件を満たせるならワイモバイルは非常に魅力的な選択肢と言えます。
通信速度で比較
結論:ほぼ互角。どちらも大手キャリア並みの速度が出ます。
ワイモバイルはソフトバンク回線、UQモバイルはau回線をそのまま使っているため、MVNOと比べて圧倒的に高速です。
同じ場所・同じ時間帯で実測した値の目安は以下の通りです。
- ワイモバイル:下り平均50〜80Mbps
- UQモバイル:下り平均40〜80Mbps
昼12時台の混雑時でも20Mbps以上出ることが多く、体感でストレスを感じることはほぼありません。MVNOが1〜5Mbpsまで落ちる時間帯でも10倍以上速い計算です。
ただし、通信速度は地域によって差が出ることもあります。ソフトバンク回線が強い地域とau回線が強い地域は微妙に異なるため、お住まいの地域でどちらの回線が安定しているかも判断材料のひとつになります。友人や同僚に両方の回線を使っている人がいれば、実際の使い心地を聞いてみるのもいい方法です。
体感的に大きな差を感じるのは、地下鉄や山間部など電波が届きにくい場所です。ソフトバンクとauでは基地局の配置が異なるため、同じ場所でも片方は繋がるけどもう片方は圏外、というケースが稀にあります。普段よく使う場所(自宅・職場・通勤経路)での電波状況を事前にチェックしておくと安心ですね。

家族割で比較
結論:家族割はワイモバイルの方がお得です。
詳しくは家族向け格安SIMおすすめプラン比較でまとめているので、気になる方はそちらもどうぞ。
ワイモバイルの家族割は2回線目以降が月1,100円割引。3人家族なら毎月2,200円の節約になります。UQモバイルの家族セット割は月550円割引でワイモバイルの半額です。ただし、UQモバイルは「自宅セット割」と組み合わせることで、家族全員のトータル料金を下げることもできます。
家族3人で4GBプランを契約した場合のトータル料金を比較すると、かなりの差が出ます。
| 条件 | ワイモバイル(3人合計) | UQモバイル(3人合計) |
|---|---|---|
| 割引なし | 7,095円 | 7,095円 |
| 家族割のみ | 4,895円(-2,200円) | 5,995円(-1,100円) |
| 光セット割のみ | 2,145円(-4,950円) | 3,795円(-3,300円) |
家族割だけで比較するとワイモバイルが年間13,200円お得。光セット割込みだとさらに差が広がります。家族で乗り換えるならワイモバイルの方が節約効果は大きいですね。
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光回線セット割で比較
| 項目 | ワイモバイル | UQモバイル |
|---|---|---|
| セット割名 | おうち割 光セット | 自宅セット割 |
| 対象サービス | ソフトバンク光 / SoftBank Air | auひかり / WiMAX / J:COMなど |
| 割引額 | 最大1,650円/月 | 最大1,100円/月 |
| 家族割との併用 | 不可(どちらか一方) | 可能 |
ワイモバイルの「おうち割 光セット」は最大1,650円割引と高額ですが、家族割との併用ができません。UQモバイルは自宅セット割と家族セット割の併用が可能なので、家族の人数によってはUQモバイルの方がトータルで安くなることもあります。
光回線の選択は「今使っている回線に合わせる」のが基本です。ソフトバンク光を使っているならワイモバイル、auひかりやJ:COMを使っているならUQモバイルを選ぶのが自然な流れです。光回線を変えるのはかなり手間がかかるため、スマホのために光回線まで変えるのはあまりおすすめしません。
格安SIMおすすめ10選でさらに掘り下げて解説しているので、ぜひ読んでみてください。
ただし、これから光回線を新規契約する場合は、スマホとのセット割を考慮して光回線を選ぶのが賢い方法です。ワイモバイルを使うならソフトバンク光、UQモバイルを使うならauひかりを選ぶことで、スマホ代+光回線代のトータルコストを最小化できます。
ポイント経済圏で比較
普段使っているポイントサービスとの相性も重要な判断材料です。
| 項目 | ワイモバイル | UQモバイル |
|---|---|---|
| 連携ポイント | PayPayポイント | Pontaポイント |
| 特典 | Yahoo!プレミアム無料(月508円相当) | au PAY連携特典 |
| 決済サービス | PayPay | au PAY |
| ショッピング | Yahoo!ショッピング・PayPayモール還元率UP | au PAYマーケット還元率UP |
普段PayPayをメインで使っている人はワイモバイル、au PAYやPontaポイントを使っている人はUQモバイルが自然な選択です。ワイモバイルのYahoo!プレミアム無料特典(月508円相当・年間6,096円分)は地味に大きいメリットで、ヤフオクでの出品手数料が安くなったり、雑誌読み放題が使えたりします。

サポート体制で比較
結論:ほぼ互角。どちらも全国の店舗でサポート可能です。
ワイモバイルはソフトバンクショップとワイモバイルショップ、UQモバイルはauショップとUQスポットで対面サポートが受けられます。店舗数はどちらも全国に数千店舗あり、大きな差はありません。オンライン対応もチャットサポートや電話サポートが利用可能です。
チャットサポートの対応品質は、個人的な感覚ではUQモバイルの方がやや丁寧な印象がありますが、大きな差ではありません。電話サポートについては、UQモバイルがフリーダイヤル(0120)なのに対し、ワイモバイルはナビダイヤル(0570)も併用している点が若干の違いです。通話料を気にする方はUQモバイルの方が安心ですね。
こんな人にはワイモバイルがおすすめ
- ソフトバンク光やSoftBank Airを使っている
- 家族で2回線以上契約する予定がある
- PayPayをよく使う(PayPay連携特典あり)
- 30GBの大容量プランが欲しい
- Yahoo!プレミアムの特典を受けたい
- ソフトバンクから乗り換えたい
- Yahoo!ショッピングやPayPayモールをよく利用する
こんな人にはUQモバイルがおすすめ
- auひかりやWiMAXを使っている
- 20GBで十分+10分かけ放題が欲しい(コミコミプラン)
- au PAYやPontaポイントをよく使う
- 自宅セット割と家族セット割を併用したい
- auから乗り換えたい
- データの節約モード(低速通信)を活用したい
- 通話をよくする人(コミコミプランの10分かけ放題が便利)
乗り換え時の注意点
ソフトバンクからワイモバイルは手数料無料
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは、MNP転出手数料も契約解除料も無料です。手続きもオンラインで簡単にできます。
auからUQモバイルも手数料無料
同様に、auからUQモバイルへの乗り換えも各種手数料が無料。auのスマホがそのまま使えるのも大きなメリットです。
端末はそのまま使える?
ソフトバンクで購入した端末はワイモバイル、auで購入した端末はUQモバイルで、基本的にそのまま利用可能です。SIMロック解除の必要もありません(2021年10月以降購入の端末の場合)。
乗り換え手続きの流れ
どちらに乗り換える場合も、手続きの流れは基本的に同じです。
- 現在のキャリアでMNP予約番号を取得(MNPワンストップ対応なら不要)
- 乗り換え先のオンラインストアで申し込み
- 本人確認書類をアップロード
- SIMカードが届いたら(eSIMなら即日)回線切り替え手続き
- APN設定を行う
どちらも契約期間の縛りがないので、使ってみて合わなければ他社に乗り換えることも可能です。解約金も0円なので、気軽に試してみることができますよ。

まとめ:ワイモバイルとUQモバイル、結局どっち?
両社の選び方をシンプルにまとめます。
| 条件 | おすすめ |
|---|---|
| ソフトバンク光を使っている | ワイモバイル |
| auひかりを使っている | UQモバイル |
| 家族割を最大限活用したい | ワイモバイル |
| 10分かけ放題込みのプランが欲しい | UQモバイル(コミコミ) |
| 30GBの大容量が欲しい | ワイモバイル |
| PayPay経済圏 | ワイモバイル |
| au PAY・Ponta経済圏 | UQモバイル |
| 1人で割引なし | UQモバイル(コミコミ) |
通信品質やサポート体制は実測データを見てもほぼ互角です。決め手になるのは「今使っている光回線」と「普段使っている経済圏」と言えます。どちらも契約期間の縛りはないので、まずは試してみて合わなければ乗り換えるのもアリです。
最後にアドバイスをひとつ。迷って決められない場合は、「1人なら割引なしでも安いUQモバイルのコミコミプラン」「家族なら割引効果が大きいワイモバイル」というシンプルな基準で選ぶのがおすすめです。どちらを選んでもハズレはありません。大手キャリアから乗り換えるだけで年間5〜6万円の節約になるので、迷っている時間がもったいないですよ。
それぞれの最新プランやキャンペーン情報は、ワイモバイルの公式サイトやUQモバイルの公式サイトで確認してみてください。

※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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