「OCNモバイルONEって今どうなってるの?」「まだ使い続けて大丈夫?」
OCNモバイルONEは、ドコモ回線MVNOの中でもトップクラスの品質を誇る格安SIMでした。しかし記事執筆時点では状況が大きく変わっています。
なお、格安SIMおすすめ10選も合わせてチェックしておくと理解が深まります。
ドコモ回線の格安SIMおすすめ7選についてはドコモ回線の格安SIMおすすめ7選で詳しく解説しています。

OCNモバイルONEは2023年6月に新規受付を終了しましたが、既存ユーザーはそのまま利用を続けることができます。ただし、記事執筆時点の状況を踏まえると、乗り換えを検討した方がよいケースもあります。
詳しくは格安SIMの乗り換え手順ガイドでまとめているので、気になる方はそちらもどうぞ。
この記事では、OCNモバイルONEの口コミ・評判を振り返りつつ、既存ユーザーが今後どうすべきかを詳しく解説していきます。
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OCNモバイルONEの現状
まず大前提として、OCNモバイルONEは2023年6月26日をもって新規申し込みの受付を終了しています。NTTドコモがNTTレゾナントを吸収合併したことに伴う措置でした。
既存ユーザーはそのまま継続利用可能ですが、新たに契約することはできません。NTTドコモとしては、後継サービスとして「irumo」を展開しています。
新規受付終了の背景
OCNモバイルONEを運営していたNTTレゾナントは、NTTドコモに吸収合併されました。ドコモとしては自社ブランドの「irumo」に格安プランを一本化する方針で、OCNモバイルONEの新規受付を終了した形です。
つまり、OCNモバイルONEが品質的に問題があったから終了したのではなく、あくまで組織再編に伴うブランド統合が理由です。既存ユーザーが今すぐ困ることはありませんが、将来的にはirumoへの移行を促される可能性はあります。
| 項目 | OCNモバイルONE(既存) | irumo(後継) |
|---|---|---|
| 新規受付 | 終了 | 受付中 |
| 回線 | ドコモ回線(MVNO) | ドコモ回線(MNO) |
| 500MB | 550円 | 550円 |
| 3GB | 990円 | 2,167円(割引適用で880円) |
| 6GB | 1,320円 | 2,827円(割引適用で1,540円) |
| 10GB | 1,760円 | 3,377円(割引適用で2,090円) |
※irumoの割引はドコモ光セット割・dカードお支払割適用時の料金。割引なしのirumoはかなり割高になります。

OCNモバイルONEの良かった口コミ・評判
ドコモ回線MVNOの中でトップクラスの通信品質
OCNモバイルONEの最大の強みは、NTTグループ直系のMVNOという安心感でした。「他の格安SIMより明らかに速い」「お昼時でもそこそこ使える」という口コミが多く、他のドコモ回線MVNOと比べて1.5〜2倍速い数値が出ることもありました。
MM総研の調査でも、ドコモ回線系MVNOの中で通信品質トップの評価を獲得した実績があります。
具体的な速度の目安として、一般的なドコモ回線MVNOが昼12時台に1〜3Mbps程度まで落ちるのに対し、OCNモバイルONEは5〜10Mbps程度をキープしていました。動画視聴は厳しいものの、SNSやニュースの閲覧程度なら問題なく使えるレベルです。
MUSICカウントフリーが好評だった
Amazon Music、Spotify、LINE MUSICなどの音楽ストリーミングサービスのデータ通信量がカウントされない「MUSICカウントフリー」は、音楽好きのユーザーから絶大な支持を受けていました。「これだけでOCNモバイルONEを選んだ」という声もあったほどです。
MUSICカウントフリーの対象サービスは以下の通りでした。
- Amazon Music
- Spotify
- LINE MUSIC
- AWA
- dヒッツ
- ANiUTa
- TOWER RECORDS MUSIC
追加料金なしでこれだけの音楽サービスが使い放題だったのは、他の格安SIMにはない大きなアドバンテージでした。
料金プランがシンプルで分かりやすい
「500MB/1GB/3GB/6GB/10GBとちょうどいい刻み方」「自分に合ったプランが選びやすい」と、プラン設計のシンプルさも好評でした。
特に500MBプランの550円は、通話とSMS中心の使い方をする方に最適な超ライトプランとして人気がありました。Wi-Fi環境がメインの方や、サブ回線として使いたい方にちょうどいい選択肢でした。
スマホセット販売が格安だった
OCNモバイルONEは、SIMとスマホのセット販売でも非常に人気がありました。定期的に行われるセールでは、人気機種が1円〜で購入できることもあり、「端末を安く手に入れるならOCNモバイルONE」という評判が定着していました。

OCNモバイルONEの悪い口コミ・評判
新規受付終了で将来が不安
記事執筆時点で最も多い不満の声がこれです。「いつサービス自体が終了するか分からない」「このまま使い続けていいのか不安」という既存ユーザーの声がSNSでも目立ちます。
公式には「既存ユーザーへのサービス提供は継続する」とされていますが、将来的なサービス終了の可能性を考えると、早めに乗り換え先を検討しておくのが賢明です。
大容量プランがなかった
最大でも10GBまでしかプランがなく、「もう少し大容量のプランが欲しかった」「動画をよく見る人には足りない」という声もありました。
動画視聴が多い方や、テザリングをよく使う方にとっては物足りないラインナップだったのは事実です。この点は、20GBプランがあるIIJmioやahamoのほうが使い勝手が良いでしょう。
アプリの使い勝手がいまひとつ
「データ残量の確認がしにくい」「アプリのUIが古い」といった、アプリに関する不満の声もちらほら見られました。
サポートの対応が遅いことがあった
「電話がなかなか繋がらない」「チャットサポートの返信が遅い」という口コミも散見されました。特に平日の昼間は混雑することが多く、急ぎの問い合わせがあるときにストレスを感じるユーザーもいたようです。
既存ユーザーは乗り換えるべき?
記事執筆時点で特に不満がなければ無理に乗り換える必要はありません。ただし、以下のケースに当てはまる方は乗り換えを検討してみてもよいでしょう。
- 将来的なサービス終了が不安な方
- もっと大容量のデータ通信が必要になった方
- より安い料金プランに乗り換えたい方
- 5Gを利用したい方
- 通信速度にこだわりたい方(MNOへの乗り換え検討)
乗り換えを急がなくていいケース
一方で、以下のケースに当てはまる方は急いで乗り換える必要はありません。
- 現状の通信品質・料金に満足している方
- MUSICカウントフリーを活用している方
- 500MBや1GBの少容量プランを使っている方(他社に同等プランが少ない)

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OCNモバイルONEからのおすすめ乗り換え先
| サービス | おすすめポイント | 月額料金例 |
|---|---|---|
| irumo | 同じドコモ系で移行がスムーズ | 550円〜 |
| IIJmio | 料金の安さと信頼性のバランス | 850円〜 |
| 日本通信SIM | コスパ最強クラス | 290円〜 |
| ahamo | ドコモ品質で20GB使える | 2,970円 |
irumo:ドコモの後継サービスで安心
OCNモバイルONEの実質的な後継サービスがirumoです。ドコモのMNO回線のため通信品質はさらに向上します。移行手続きも比較的スムーズです。ただし、割引を受けるにはドコモ光やdカードとの組み合わせが必要な点には注意が必要です。
irumoの500MBプランはOCNモバイルONEと同額の550円なので、少容量ユーザーにとっては特にハードルが低い乗り換え先です。ただし3GB以上のプランは割引適用なしだと割高になるため、ドコモのサービスをどれだけ使っているかで判断しましょう。
IIJmio:コスパ重視ならこちら
料金の安さを重視するなら、IIJmioがおすすめです。ドコモ回線を選べるため、OCNモバイルONEと同じ感覚で使えます。端末のセット販売も充実しており、5GBプランならOCNモバイルONEの6GBプラン(1,320円)より安い990円で利用できます。
IIJmioはMVNO業界の老舗で技術力も高く、OCNモバイルONEユーザーが乗り換えても違和感なく使えるでしょう。家族でデータシェアができるのも大きなメリットです。
日本通信SIM:とにかく安く使いたい方に
月290円から使える日本通信SIMは、コスパ最強クラスです。ドコモ回線を使用しているため、OCNモバイルONEからの乗り換えもスムーズです。
合理的シンプル290プランは1GBで月額290円。合理的みんなのプランは10GBで月額1,390円と、OCNモバイルONEの10GBプラン(1,760円)より安くなります。通話も70分無料が付いてくるため、電話をよく使う方にもおすすめです。
ahamo:速度にこだわるならこちら
「格安SIMの速度に不満がある」「お昼時でも快適に使いたい」という方にはahamoがベストです。MVNOではなくドコモのMNO回線なので、混雑時でも速度が落ちにくいのが最大の強みです。20GBで月額2,970円は、データ容量を考えると十分コスパが良い水準です。

乗り換える場合の手順
- 乗り換え先の格安SIMを決める
- OCNモバイルONEでMNP予約番号を取得する
- 乗り換え先で新規申し込み(MNP転入)をする
- SIMカードが届いたら開通手続きをする
- APN設定を行い、通信できることを確認する
MNP予約番号の取得は、OCNマイページから行えます。手続き自体は30分もあれば完了します。
乗り換え時の注意点
- MNP予約番号の有効期限:発行から15日間です。期限が切れたら再発行が必要
- SIMロック:OCNモバイルONEで購入した端末にSIMロックはかかっていないので、そのまま使えます
- メールアドレス:OCNメールを使っている方は、乗り換え後に使えなくなる可能性があるので事前にバックアップしておきましょう
- MUSICカウントフリー:乗り換え後は使えなくなります。音楽サービスのデータ通信量を考慮してプランを選びましょう
よくある質問(FAQ)
Q. OCNモバイルONEはいつサービス終了するの?
A. 記事執筆時点では、サービス終了のアナウンスはありません。公式には「既存ユーザーへのサービス提供は継続する」とされています。ただし、将来的な終了の可能性は否定できないため、早めに乗り換え先をリサーチしておくのがおすすめです。
Q. OCNモバイルONEからirumoへの移行は簡単?
A. 同じドコモグループ内の移行なので、比較的スムーズです。ただし、プラン内容や料金体系が異なるため、事前に比較検討することをおすすめします。
Q. 乗り換え時に端末はそのまま使える?
A. ドコモ回線同士の乗り換え(irumo、IIJmioのドコモ回線プラン、日本通信SIMなど)であれば、基本的にそのまま使えます。au回線やソフトバンク回線の格安SIMに乗り換える場合は、端末の対応バンドを確認しましょう。
まとめ:早めの乗り換え検討がおすすめ
OCNモバイルONEは、ドコモ回線系MVNOの中でもトップクラスの品質を誇る素晴らしいサービスでした。その通信品質の高さは多くのユーザーに支持されていました。
しかし新規受付が終了した今、既存ユーザーの方は「いつか乗り換えが必要になる日」に備えておくのが賢明です。慌てて乗り換える必要はありませんが、時間のあるうちに各社の料金プランを比較して、自分に合ったサービスを見つけておきましょう。
格安SIMの乗り換えに関する詳しい情報は、総務省の携帯電話ポータルサイトで確認できます。また、irumo公式サイトで後継サービスの最新情報もチェックしてみてください。

※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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