「海外旅行でスマホ使いたいけど、格安SIMでも大丈夫なの?」
海外でのスマホ利用は高額な請求が来るんじゃないか、そもそも使えるのかと不安になりますよね。しかし現在、海外でも使える格安SIMはけっこう増えています。
この記事では、海外利用に対応した格安SIMのおすすめと、海外でスマホを使うための方法をまとめて紹介します。旅行前にチェックしておけば、現地で慌てることもなくなります。
詳しくは格安SIMおすすめ10選でまとめているので、気になる方はそちらもどうぞ。
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海外でスマホを使う方法は4つある
まず、海外でスマホを使う方法を整理しておきましょう。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分のスタイルに合った方法を選ぶことが大事です。
1. 海外ローミング
今使っているSIMのまま、海外の通信事業者の回線に接続する方法。設定をオンにするだけで使えるので一番手軽ですが、料金が高くなりがちです。ただし、格安SIMの中にはお得な海外ローミングプランを用意しているところもあります。
2. 現地SIMの購入
渡航先の空港やコンビニで現地のプリペイドSIMを買う方法。料金は安いですが、SIMフリー端末が必要で、言語の壁もあります。設定に慣れていない人にはややハードルが高いかもしれません。
3. 海外用レンタルWi-Fi
空港でモバイルWi-Fiルーターをレンタルする方法。複数人でシェアできるメリットがありますが、端末を持ち歩く必要があり、充電も必要です。グループ旅行には向いていますが、一人旅だとコスパはあまりよくありません。
4. 海外eSIM
渡航先で使えるeSIMをオンラインで購入・設定する方法。物理SIMの差し替え不要で、出発前に設定を済ませておけます。最も手軽でコスパの良い方法として人気急上昇中です。
なお、eSIM対応の格安SIMおすすめ比較も合わせてチェックしておくと理解が深まります。
4つの方法を比較
| 方法 | 手軽さ | 料金 | データ容量 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|
| 海外ローミング | ★★★★★ | ★★★☆☆ | プランによる | 面倒な設定をしたくない人 |
| 現地SIM | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 大容量あり | 現地に詳しい人・長期滞在者 |
| レンタルWi-Fi | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | プランによる | グループ旅行する人 |
| 海外eSIM | ★★★★☆ | ★★★★☆ | プランによる | eSIM対応端末を持っている人 |

海外利用におすすめの格安SIM 5選
1. ahamo ― 追加料金なしで海外82の国と地域で使える
海外利用で最もおすすめなのがahamoです。月額2,970円のプラン料金そのままで、海外82の国と地域でデータ通信が使えます。追加料金は一切なし。レンタルWi-Fiが1日800〜1,500円かかることを考えれば、1週間の旅行で5,000円以上の差がつきます。
ahamoの評判・口コミについてはahamoの評判・口コミで詳しく解説しています。
20GBのデータ容量を国内と海外で共有する形なので、別途海外用のプランを申し込む必要もありません。15日間まで利用可能で、短期の旅行や出張にはこれ一つで十分です。
対応地域にはアメリカ、ヨーロッパ主要国、韓国、台湾、タイなど、日本人がよく行く渡航先がほぼ網羅されています。
ahamoが海外利用で選ばれる理由:
- 追加手続き不要でそのまま使える
- 82の国と地域に対応
- 20GBの大容量を国内外で共有
- 15日間まで利用可能
- 大盛りオプション(100GB)でさらに余裕
2. 楽天モバイル ― 毎月2GBまで海外で無料
楽天モバイルは、毎月2GBまで海外70以上の国と地域でデータ通信が追加料金なしで使えます。2GBを超えた場合は、1GBあたり500円でチャージ可能です。
短期旅行で軽くネットを使う程度なら2GBで足りることも多いですし、Rakuten Linkアプリを使えば海外から日本への通話も無料。旅先から日本の家族に電話するのに重宝します。
2GBってどのくらい使えるのか具体的に言うと、LINEのテキストメッセージなら約40万通、Web閲覧なら約7,000ページ、Google Mapsなら約40時間分です。地図を見てSNSを使うくらいの旅行なら十分な容量です。
3. povo2.0 ― 海外トッピングで必要な分だけ
povo2.0は海外データトッピングで必要な分だけデータを購入できます。渡航先によって料金が異なりますが、アジア圏なら比較的安価にデータを追加できます。
基本料が0円なので、普段はサブ回線として持っておいて、海外旅行の時だけトッピングを追加するという使い方にもぴったりです。メイン回線はそのまま、povo2.0を海外専用サブ回線として活用するのが賢い使い方です。
4. ワイモバイル ― 海外パケットし放題で安心
ワイモバイルの「海外パケットし放題」は、1日あたり最大2,980円でデータ使い放題。1日単位の料金なので、渡航日数分だけの支払いで済みます。
料金は他と比べるとやや高めですが、使い放題なのでデータ容量を気にせず使えるのがメリットです。「容量を気にするのがストレス」という人には向いています。
5. IIJmio ― 海外用eSIMサービス
IIJmioは「IIJmio海外eSIMサービス」を提供しており、渡航先に合わせたデータプランを購入できます。物理SIMの差し替え不要で、出発前にeSIMを設定しておけば現地ですぐに使えます。
IIJmioの海外eSIMは料金がリーズナブルで、特にアジア圏の短期利用にコスパが良いと評判です。
5社の海外利用料金比較
| キャリア | 海外利用料金 | データ容量 | 利用可能期間 | 対応地域数 |
|---|---|---|---|---|
| ahamo | 追加料金なし(月額に含む) | 20GB(国内と共有) | 15日間 | 82の国と地域 |
| 楽天モバイル | 2GBまで無料、超過500円/GB | 2GB〜 | 毎月リセット | 70以上の国と地域 |
| povo2.0 | トッピング制(地域による) | プランによる | トッピングによる | 対応地域による |
| ワイモバイル | 最大2,980円/日 | 使い放題 | 日数制限なし | 対応地域による |
| IIJmio | eSIMプランによる | プランによる | プランによる | 対応地域による |

海外で格安SIMを使うときの注意点
データローミングの設定を確認
海外に着いたらデータローミングの設定をオンにする必要があります。逆に、海外ローミング非対応の格安SIMを使っている場合は、意図せず高額な通信料が発生しないよう、出発前にデータローミングをオフにしておきましょう。
iPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データローミング」から設定できます。Androidの場合は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「データローミング」です。
高額請求を防ぐ「パケ死」対策
「パケ死」を防ぐために、以下の対策をしておくと安心です。
- 出発前にキャリアの海外プラン内容と料金を確認する
- 不要なアプリの自動更新・バックグラウンド通信をオフにする
- 動画の自動再生をオフにする
- 可能な限りホテルやカフェのWi-Fiを活用する
- 写真・動画のクラウドバックアップをオフにする
- アプリの「モバイルデータ通信」を個別にオフにする(不要なアプリのみ)
通話料金に要注意
海外でのデータ通信はプランに含まれていても、音声通話は別料金になることが多いです。海外からの発信はもちろん、着信にも料金がかかるキャリアがあるので要確認です。
通話はLINEやFaceTimeなどのインターネット通話を使うのが賢い選択です。Wi-Fi環境下なら無料で通話できます。
時差によるデータ利用日の注意点
意外と見落としがちなのが時差の問題です。1日単位の料金プラン(ワイモバイルの海外パケットし放題など)の場合、日本時間基準で日付が切り替わるのか、現地時間基準なのかを事前に確認しておきましょう。これを知らないと、思ったより1日分多く請求されてしまうことがあります。

渡航先別おすすめの使い方
韓国・台湾(近場のアジア)
1〜3泊程度の短期旅行なら、楽天モバイルの2GB無料で十分足りるケースが多いです。地図アプリとSNSを使う程度なら、1日あたり500MB以下で収まることも。韓国はフリーWi-Fiスポットが充実しているので、上手に併用すればデータ消費をかなり抑えられます。
ヨーロッパ・アメリカ(長距離)
1週間程度の旅行なら、ahamoの海外ローミング(20GB共有)がおすすめ。追加料金なしで15日間使えるので、余裕を持ってデータを使えます。ヨーロッパ周遊の場合、国が変わっても設定の変更は不要なので旅の途中で面倒な手続きがありません。
東南アジア(タイ・ベトナムなど)
東南アジアは現地SIMが安いので、SIMフリー端末を持っているなら現地SIM購入もアリ。手軽さを重視するならahamoや楽天モバイルの海外ローミングが断然ラクです。タイのスワンナプーム空港には現地SIMの販売ブースが多数あり、パスポートを見せるだけですぐに購入・設定してもらえます。
出張が多い人
頻繁に海外出張する方は、ahamoをメイン回線にしておくと毎回の渡航準備がラクになります。追加手続き不要で海外でもそのまま使えるのは、出張族にとって大きなアドバンテージです。
長期滞在(1ヶ月以上)
1ヶ月以上の長期滞在の場合、日本の格安SIMの海外ローミングだけではコスパが悪くなりがちです。ahamoも15日間の制限があるため、長期滞在には現地SIMの購入か、現地の格安プリペイドプランを利用するのがおすすめ。日本の番号は最安プランで維持しつつ、通信は現地SIMで行うのが賢い方法です。
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海外旅行前のチェックリスト
- 自分の格安SIMが渡航先に対応しているか確認
- 海外ローミングの料金プランを確認
- スマホのSIMロックが解除されているか確認
- パスポートと一緒にモバイルバッテリーも準備
- 緊急連絡先(大使館・保険会社)をオフラインで保存
- Google マップのオフラインマップをダウンロード
- 翻訳アプリをオフライン対応にしておく
- 不要なアプリのバックグラウンド通信をオフにする
- 写真のクラウドバックアップを一時停止にする
- 海外旅行保険に加入する

よくある質問(FAQ)
Q1. 海外でSMSは使える?
A. ほとんどの格安SIMで海外SMSの送受信は可能です。ただし、送信は1通あたり100円前後の料金がかかることが多いです。受信は無料のケースがほとんどなので、二段階認証のSMSを受け取る程度なら問題ありません。
Q2. 海外でテザリングは使える?
A. ahamoや楽天モバイルの海外ローミングでは、テザリングも利用可能です。ただし、データ容量を消費するので、パソコンでの利用時はデータ使用量に注意しましょう。
Q3. eSIM対応のスマホかどうかの確認方法は?
A. iPhoneはXS/XR以降がeSIM対応です。Androidは機種によって異なるので、メーカーの公式サイトや設定画面で確認しましょう。「設定」→「モバイル通信」にeSIMの項目があれば対応しています。
Q4. 飛行機内でのスマホの扱いは?
A. 離着陸時は機内モードにする必要があります。巡航中はWi-Fiサービスを提供している航空会社もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
Q5. 海外でスマホを紛失した場合はどうする?
A. すぐにキャリアに連絡してSIMの利用停止手続きをしましょう。iPhoneなら「iPhoneを探す」、Androidなら「デバイスを探す」機能で端末の位置を確認できます。事前にこれらの設定をオンにしておくことが重要です。
まとめ:海外利用はahamoと楽天モバイルが二強
海外での格安SIM利用は、追加料金なしで使えるahamoと、2GBまで無料の楽天モバイルが二強です。この2つのどちらかを持っておけば海外通信で困ることはほぼありません。渡航頻度や滞在日数に合わせて選びましょう。
- 短期旅行(1週間以内):ahamo(追加料金なし・20GB)が最強
- 弾丸旅行(2〜3日):楽天モバイル(2GBまで無料)でも十分
- グループ旅行:レンタルWi-Fiでシェアするのもアリ
- 長期滞在:現地SIM+日本の番号は最安プランで維持
- 出張族:ahamoをメイン回線にしておくと毎回ラク
事前の準備さえしっかりしておけば、海外でも日本にいるときと同じようにスマホが使えます。次の海外旅行に向けて、今から格安SIMの海外利用プランをチェックしておくのがおすすめです。
参考リンク:
※記事内の情報は執筆時点のものです。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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