「月10GBくらい使いたいけど、どの格安SIMが一番お得なの?」そんな疑問を持っている方は多いはず。10GBあれば、SNSや動画視聴、ちょっとしたテザリングまでこなせるちょうどいい容量として人気が高い。ただし、同じ10GBでも各社で料金や速度にかなり差がある。ここでは、コスパ・速度・使い勝手の3つの視点から本当に選ぶ価値のある10GBプランを比較して紹介する。

🐕 ナビ助のおすすめ!
10GBプランの料金一覧|主要格安SIMを比較
まずは記事執筆時点での主要格安SIMの10GBプラン料金を一覧で確認していこう。各社で回線品質やオプション内容が異なるため、単純に月額だけで比較するのは危険だが、まずは料金のざっくりした相場観を掴んでおくことが大切になる。
| 格安SIM | 月額料金(税込) | 回線 |
|---|---|---|
| IIJmio | 1,400円 | ドコモ / au |
| NUROモバイル | 1,485円 | ドコモ / au / ソフトバンク |
| mineo(マイピタ) | 1,958円(15GB) | ドコモ / au / ソフトバンク |
| LINEMO | 2,090円 | ソフトバンク |
| HISモバイル | 990円(7GB) | ドコモ |
記事執筆時点ではIIJmioの10GBプラン(月額1,400円)が最安級。NUROモバイルも1,485円とほぼ同水準で競り合っている。mineoは旧10GBプランが15GBに増量されて料金据え置きとなっているため、実質的なコスパではかなり優秀だ。
なお、HISモバイルは10GBちょうどのプランがないが、7GBプランが月額990円と格安なので「10GBも使い切らないかも」という方は候補に入る。
コスパで選ぶならIIJmioが有力
10GBプランの料金でトップクラスに安いのがIIJmio(アイアイジェイミオ)のギガプランだ。記事執筆時点では月額1,400円(税込)で10GBが使え、しかも通話料が11円/30秒と他社の半額水準になっている。
IIJmioはドコモ回線とau回線を選べるマルチキャリア対応で、端末セット購入のラインナップが豊富なのも大きな強み。格安スマホと同時に購入すれば、端末代も大幅に抑えられる。
ただし、IIJmioはMVNO(大手キャリアの回線を借りて運営する事業者)のため、お昼どきや夕方のラッシュ時間帯は通信速度が落ちやすい傾向がある。この点だけは理解しておく必要がある。

速度の安定性を重視するならLINEMO
「安さも大事だけど、通信速度が安定していないとストレスがたまる」という方には、ソフトバンクのオンライン専用ブランドであるLINEMO(ラインモ)がおすすめだ。
LINEMOのベストプランは、3GBまで月額990円・10GBまで月額2,090円の段階制。使ったデータ量に応じて自動で料金が決まるため、「今月はあまり使わなかった」という月は安く済む仕組みになっている。
最大のメリットはソフトバンク回線を直接使うMNOであること。MVNOのように回線を借りているわけではないため、お昼や夕方の混雑時でも速度が安定しやすい。また、LINEアプリのデータ通信がカウントフリーになる「LINEギガフリー」も標準搭載されている。
10GBで2,090円という価格は最安ではないが、速度の安定感を加味すると十分にコスパが良いといえる。LINEをよく使う方や、昼休みにスマホをよく触る方には特に向いている。
NUROモバイルは3キャリア対応でバランスが良い
ソニーグループが運営するNUROモバイルは、10GBプラン(VLプラン)が月額1,485円。ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリア回線から選べるのが特徴だ。
NUROモバイルには3ヶ月ごとにデータ容量がもらえるボーナス特典があり、VLプラン(10GB)なら3ヶ月に1回6GBがプレゼントされる。年間で換算すると約24GBの追加容量が無料でもらえる計算になるため、実質的なコスパはかなり高い。
また、記事執筆時点では乗り換え(MNP)で申し込むと12ヶ月間月額499円割引のキャンペーンが実施されている。適用されると月額994円で10GBが使える計算になる(キャンペーン内容は変更の可能性あり、詳細は公式サイトで確認を)。
🐕 ナビ助のおすすめ!
mineoの15GBプランは「実質10GB以上」でお得
mineoの「マイピタ」プランは、記事執筆時点でデータ容量が大幅に増量されている。旧10GBプランが料金据え置きで15GBに拡大されたため、10GBを探している方には嬉しいボーナスだ。
月額1,958円で15GB使えるうえに、15GB以上のコースには最大3Mbpsでデータ通信が使い放題となる「パケット放題 Plus」が無償提供されている。つまり、15GBを使い切った後も3Mbpsの速度で通信できるため、動画視聴やSNSなら実質無制限に近い使い方が可能だ。
ドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応しているので、手持ちのスマホに合わせて回線を選べるのも利点。データをシェアしたり、余ったパケットをユーザー同士で譲り合える「フリータンク」など独自のサービスも充実している。

10GBプランの選び方|3つのチェックポイント
10GBプランを選ぶ際に確認しておきたいポイントは大きく3つある。
1. 月額料金と実質コスパ
単純な月額料金だけでなく、キャンペーン割引・ボーナスデータ・容量超過後の速度なども加味して総合的に判断するのがコツ。例えばNUROモバイルの3ヶ月ごとのボーナスや、mineoの使い放題オプションは、見かけの月額以上にお得感がある。
2. 通信速度の安定性
MVNOは大手キャリアから回線を借りて運営しているため、混雑する時間帯(特に12時~13時)に速度が低下しやすい。昼休みにスマホを多用する方はLINEMOのようなMNOブランドを選ぶと、ストレスが少ない。
3. 利用回線の選択肢
格安SIMによって対応回線が異なる。ドコモ回線のみ、au回線のみという事業者もあれば、NUROモバイルやmineoのように3キャリアから選べるところもある。手持ちのスマホがSIMロック解除済みかどうか、対応バンドはどうかを事前に確認しておこう。
SIMロック解除が必要な端末もあるため、乗り換え前に動作確認済み端末一覧を各社の公式サイトでチェックしておくことをおすすめする。
10GBで足りる?データ使用量の目安
「そもそも自分に10GBが合っているのかわからない」という方のために、主な用途別のデータ消費量の目安をまとめた。
- Web閲覧:1ページあたり約0.3MB → 10GBで約33,000ページ
- LINE(テキスト):1通あたり約2KB → 10GBで約500万通
- YouTube(標準画質480p):1時間あたり約600MB → 10GBで約16時間
- Instagram閲覧:1時間あたり約700MB → 10GBで約14時間
- 音楽ストリーミング:1時間あたり約70MB → 10GBで約140時間
SNSやWebブラウジングがメインで、たまに動画を見る程度の使い方なら10GBあれば十分。一方、毎日1時間以上動画を見る方や、テザリングでPC作業もする方は、15GB~20GBプランのほうが安心かもしれない。
よくある質問(Q&A)
Q. 10GBを使い切ったらどうなる?
多くの格安SIMでは、10GBを使い切ると通信速度が制限される。一般的には最大200kbps~300kbps程度に低下するため、Web閲覧やSNSは使えるものの、動画視聴はかなり厳しくなる。mineo(15GBプラン)なら容量超過後も3Mbpsで通信できるので、速度制限が不安な方はmineoを検討してみると良い。
Q. 10GBプランでテザリングはできる?
基本的にどの格安SIMでもテザリングは可能だが、テザリングで大容量のデータ通信(PCでの動画視聴など)をすると、あっという間に容量を使い切ってしまう。テザリングをよく使う場合は、Wi-Fi環境と併用するか、より大容量のプランを検討しよう。
Q. キャンペーン期間が終わったら急に高くならない?
一部の格安SIMでは、初期の数ヶ月だけ割引が適用され、その後は通常料金に戻る場合がある。IIJmioやNUROモバイルの割引キャンペーンは期間限定のものが多いため、キャンペーン終了後の月額料金も確認してから申し込むことが大切だ。

まとめ|10GBプランはこう選ぶ
10GBプランは格安SIMの中でも激戦区で、各社が料金やサービスで差別化を図っている。改めてポイントを整理すると以下のとおりだ。
- とにかく安さ重視:IIJmio(月額1,400円)やNUROモバイル(月額1,485円)
- 速度の安定性重視:LINEMO(月額2,090円、ソフトバンク回線直結)
- 容量超過後も使いたい:mineo(15GB・月額1,958円、3Mbps使い放題付き)
- 7GBで十分:HISモバイル(月額990円)
自分のデータ使用量や、通信品質にどこまで求めるかによって、ベストな選択肢は変わってくる。まずは毎月のデータ使用量を確認し、自分に合ったプランを見つけてほしい。各社の最新料金やキャンペーン情報は公式サイトで確認するのが確実だ。
10GBプラン選びの参考として、総務省の「情報通信白書」ではスマートフォンの利用実態データが公開されている。また、通信速度の比較については「みんなのネット回線速度」で実測データを確認できるので、あわせてチェックしてみると良いだろう。
🐕 ナビ助のおすすめ!


