格安SIMに乗り換えるとき、SIMカードの入れ替えで必要になるのが「SIMピン」です。でもこのSIMピン、小さすぎてどこかに行ってしまった…という経験をした人は多いのではないでしょうか。この記事では、SIMピンをなくしたときに身の回りにあるもので代用する方法と、SIMトレイを安全に取り出すコツを詳しく解説します。

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SIMピンとは何か
SIMピンとは、スマホのSIMトレイを取り出すための細い金属製のピンです。「SIM取り出しツール」「イジェクトピン」とも呼ばれます。多くのスマートフォンでは、本体の側面にある小さな穴(イジェクトホール)にSIMピンを差し込んで押すことで、SIMトレイが飛び出す仕組みになっています。
イジェクトホールの直径はおよそ0.8〜1.0mm程度と非常に小さいため、代用品を選ぶ際はこのサイズに収まる細さのものを使う必要があります。
SIMピンの代用品として使えるもの
SIMピンが手元にないときに代用できるアイテムを紹介します。それぞれのメリットと注意点も合わせて確認してください。
ゼムクリップ(ペーパークリップ)
ゼムクリップはSIMピンの代用品として最も定番のアイテムです。クリップの先端を伸ばして細いピン状にすれば、イジェクトホールにぴったり入ります。オフィスや自宅のデスク周りにあることが多く、入手しやすいのもメリットです。
使い方は簡単で、ゼムクリップの外側の端を指で起こして真っすぐに伸ばし、先端をイジェクトホールに差し込んでまっすぐ押すだけです。
安全ピン
安全ピンもSIMピンの代用品としてよく使われます。裁縫箱や救急セットに入っていることが多いので、意外と見つけやすいアイテムです。安全ピンの留め具を外して針を露出させ、先端をイジェクトホールに差し込みます。
安全ピンは先端が鋭いため、取り扱いには注意が必要です。力を入れすぎてスマホ内部を傷つけないよう、ゆっくりまっすぐ押し込みましょう。
画鋲(がびょう)
画鋲の針もSIMピンの代用品として使えます。ただし画鋲は先端が非常に鋭く、針の太さも製品によってまちまちです。太すぎるとイジェクトホールに入らないため、事前に穴のサイズと比べてから使いましょう。
縫い針
裁縫用の縫い針も代用品の候補です。針の先端は十分に細いため、イジェクトホールへの挿入は問題ありません。ただし針が折れやすいので、力加減には注意が必要です。
シャープペンシル(芯を引っ込めた状態)
シャープペンシルの先端(芯を引っ込めた状態の金属パイプ部分)が代用品になる場合もあります。ただし太さによってはイジェクトホールに入らないことがあるため、試す前にサイズを確認してください。シャープペンの芯自体は折れて詰まる恐れがあるため、絶対に使わないでください。
- ゼムクリップが最も手軽で安全な代用品
- 安全ピンは先端が鋭いので取り扱いに注意
- 使う前にイジェクトホールのサイズ(約0.8〜1.0mm)と合うか確認する
- 代用品は金属製で折れにくいものを選ぶ

使ってはいけないNG代用品
以下のアイテムは代用品としては不適切です。スマホを壊してしまう恐れがあるため、使用を避けてください。
- つまようじ:木製で折れやすく、先端が穴の中で折れて詰まる事例が報告されています
- シャープペンの芯:非常に折れやすく、穴の中に詰まると取り出すのが困難です
- ホッチキスの針:細すぎて力が入りにくく、曲がりやすいため適していません
- ボールペンの先端:太すぎてイジェクトホールに入りません。無理に押し込むと穴を傷つける恐れがあります
SIMトレイの正しい取り出し方
SIMピン(または代用品)を用意できたら、以下の手順でSIMトレイを取り出します。
手順1:スマホの電源を切る
SIMカードの抜き差しは必ず電源を切った状態で行いましょう。電源が入ったままSIMカードを出し入れすると、データの破損やSIMカードの認識エラーが起きることがあります。
手順2:イジェクトホールの位置を確認する
イジェクトホールはスマホの側面にあります。iPhoneの場合は右側面、Androidは機種によって異なりますが、左側面か上部にあることが多いです。小さな穴なので、よく見て位置を確認してください。
手順3:SIMピンをまっすぐ差し込む
SIMピン(または代用品)を穴にまっすぐ差し込み、軽く押します。斜めに差し込むとスマホ内部を傷つける恐れがあるので、必ずまっすぐ入れてください。「カチッ」という手応えがあり、SIMトレイが少し飛び出します。
手順4:SIMトレイを引き出す
飛び出したSIMトレイを指でつまんでゆっくり引き出します。SIMカードやeSIMトレイが乗っているので、落とさないように注意しましょう。
手順5:SIMカードを入れ替える
古いSIMカードを取り出し、新しいSIMカードをトレイにセットします。SIMカードの向きと表裏に注意してください。正しくセットしたらトレイをスマホに戻し、最後までしっかり押し込みます。

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SIMピンをなくさないための保管方法
SIMピンは小さくて紛失しやすいため、決まった場所に保管しておくことが大切です。おすすめの保管方法を紹介します。
- スマホケースに挟んでおく:手帳型ケースのカードポケットに入れておけば、いつでもすぐに取り出せます
- 財布のカードポケットに入れる:財布なら常に持ち歩いているため、出先でも安心です
- SIMカードのパッケージに戻す:格安SIMが届いたときのパッケージにSIMピンが付属している場合は、パッケージごと保管しましょう
- キーホルダーに付ける:SIMピンをキーホルダー型のケースに入れて鍵と一緒に持ち歩く人もいます
eSIMならSIMピン不要
物理SIMカードの取り出しが面倒と感じる方には、eSIM(組み込み型SIM)という選択肢もあります。eSIMはスマホに内蔵されたSIMで、物理カードの差し替えが不要です。QRコードを読み取るだけで開通できるため、SIMピンの出番自体がなくなります。
記事執筆時点ではahamo、povo、LINEMO、楽天モバイル、IIJmio、mineoなど多くのサービスがeSIMに対応しています。今後SIMの入れ替えで悩みたくないなら、eSIM対応の格安SIMを選ぶのも一つの手です。
よくある質問(Q&A)
Q. SIMピンはどこで買えますか?
家電量販店やAmazon・楽天市場などのオンラインショップで購入できます。数百円程度で手に入るため、予備として1つ持っておくと安心です。100円ショップでも取り扱いがある場合があります。
Q. ゼムクリップが太くてイジェクトホールに入らない場合は?
小型のゼムクリップ(ミニサイズや細身タイプ)を試してみてください。一般的な大型クリップは太いことがあります。どうしても入らない場合は安全ピンや縫い針を試しましょう。
Q. SIMトレイが固くて出てこない場合はどうすれば?
力を入れすぎると内部を傷つけるおそれがあるため、無理に押し込まないでください。SIMピンがまっすぐ差し込まれているか再確認し、角度を変えてもう一度試してみましょう。それでも出てこない場合は、キャリアショップや修理店に相談することをおすすめします。
まとめ
SIMピンをなくしても、ゼムクリップや安全ピンなど身近なもので代用できます。最も手軽で安全なのはゼムクリップで、先端を伸ばしてイジェクトホールに差し込むだけでSIMトレイを取り出せます。
ただし、つまようじやシャープペンの芯など折れやすいものは絶対に使わないでください。穴の中に詰まると修理が必要になる場合があります。SIMカードの抜き差しは必ずスマホの電源を切ってから行い、ピンはまっすぐ差し込むことを心がけましょう。
そもそもSIMピンの煩わしさから解放されたいなら、eSIM対応の格安SIMを検討してみてください。物理カードの差し替え自体が不要になるため、紛失の心配もなくなります。
SIMカードの入れ替えに関する詳しい手順は、Apple公式のiPhone SIMカード入れ替えガイドや、にこスマのSIMピン代用品解説も参考にしてください。

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