実際にドコモから格安SIMに乗り換えて、その前後の料金明細をすべて記録して比較分析した結果、乗り換え後の年間節約額が想像以上で、もっと早く動けばよかったと感じたほどでした。
「ドコモを長年使ってきたけど、毎月のスマホ代が高い…」そう思って格安SIMへの乗り換えを検討している方はかなり多いのではないでしょうか。
ドコモから格安SIMに乗り換えるだけで月額4,000〜6,000円くらい安くなるケースがほとんどで、年間にすると5万〜7万円の節約になります。この記事では、ドコモからの乗り換え手順を一から丁寧に解説していきます。

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ドコモから格安SIMに乗り換えるメリット
月額料金が大幅ダウン
ドコモの一般的なプランは月額5,000〜8,000円程度です。これが格安SIMなら月額1,000〜3,000円程度に抑えられます。家族4人なら月に2万円近く浮く計算になります。
具体的にどのくらい安くなるか、プラン別に比較してみましょう。
| 利用パターン | ドコモの月額 | 格安SIMの月額 | 年間節約額 |
|---|---|---|---|
| ライトユーザー(3GB) | 約4,565円 | 約990円 | 約42,900円 |
| 普通の使い方(10GB) | 約6,765円 | 約1,500円 | 約63,180円 |
| ヘビーユーザー(20GB) | 約7,315円 | 約2,970円 | 約52,140円 |
どのパターンでも年間4〜6万円程度の節約になるのがわかります。これは夫婦2人なら年間10万円以上、家族4人なら年間20万円近い節約です。スマホの使い勝手はほとんど変わらないのに、これだけの金額差が出るのは見逃せません。
ドコモ回線がそのまま使える
格安SIMの中にはドコモの回線を借りて運営しているところが多くあります。ドコモ回線の格安SIMを選べば、通信エリアはドコモとまったく同じです。今まで電波が入っていた場所で急に使えなくなるということはありません。
今のスマホがそのまま使える
ドコモで購入したスマホは、ドコモ回線の格安SIMならSIMロック解除なしで使えることがほとんどです。2021年10月以降に購入したスマホはそもそもSIMロックがかかっていないので、どの回線の格安SIMでも使えます。
契約の縛りがなくなる
格安SIMには基本的に「2年縛り」のような契約期間の制約がありません。いつでも解約・乗り換えができるので、気に入らなければすぐに他の格安SIMに変えることもできます。この自由度の高さは大手キャリアにはない大きなメリットです。

乗り換え前に確認しておくこと
端末の残債(分割払いの残り)
スマホを分割払いで購入している場合、乗り換え後も残りの支払いは続きます。My docomoで残債を確認できるので、事前にチェックしておきましょう。なお、残債があっても乗り換え自体は可能です。
残債が多い場合は、乗り換え先の格安SIMの月額料金と合わせて、トータルの月額費用を計算してみてください。「格安SIMの月額料金+端末の残債」がドコモの月額料金より安ければ、すぐに乗り換えてもお得ということになります。
ドコモのサービスが使えなくなるもの
乗り換えると以下のサービスが使えなくなる(または有料になる)ので注意してください。
- ドコモメール(@docomo.ne.jp):月額330円で持ち運び可能
- dポイントクラブ:継続利用可能(dアカウントを維持すればOK)
- ドコモの家族割:解除される
- ドコモ光セット割:解除される
- ドコモのキャリア決済:使えなくなる
特にドコモメールを使っている方は要注意。友人や各種サービスの登録メールアドレスを事前にGmailなどに変更しておくことをおすすめします。
ドコモメールの持ち運びについて
ドコモメール(@docomo.ne.jp)をどうしても使い続けたい場合は、「ドコモメール持ち運び」サービスを利用できます。月額330円かかりますが、ドコモを解約した後もメールアドレスをそのまま維持できます。
ただし、長期的に考えるとGmailやYahoo!メールなどのフリーメールに移行するのがおすすめです。キャリアに依存しないメールアドレスを持っておけば、今後また乗り換えるときも安心です。メールアドレスの変更は面倒ですが、この機会にまとめてやってしまいましょう。
SIMロック解除の確認
2021年9月以前にドコモで購入したスマホには、SIMロックがかかっている場合があります。ドコモ回線の格安SIMならSIMロック解除不要ですが、au回線やソフトバンク回線の格安SIMを使う場合は事前にSIMロック解除が必要です。
SIMロック解除はMy docomoからオンラインで手続きすれば無料。ドコモショップだと手数料3,300円がかかるので、オンラインでやるのがお得です。

ドコモから格安SIMへの乗り換え手順
手順1:自分の利用状況を把握する
My docomoにログインして、以下の情報を確認しましょう。
- 毎月のデータ使用量(過去3ヶ月分の平均)
- 毎月の通話時間
- 現在の月額料金の内訳
- 端末の残債
- 契約しているオプション
これらの情報をもとに、自分に合った格安SIMのプランを選びやすくなります。
特にデータ使用量は重要です。「ドコモで20GBプランに入っているけど、実際には毎月5GBしか使っていない」というケースはよくあります。その場合、格安SIMの5GBプランで十分なので、月額料金をさらに抑えることができます。
手順2:乗り換え先の格安SIMを選ぶ
格安SIMを選ぶときのポイントは以下の通りです。
- 回線の種類:ドコモ回線なら今のスマホがそのまま使える
- データ容量:利用状況に合ったプランを選ぶ
- 通話オプション:電話をよく使うならかけ放題が必要
- サポート体制:店舗の有無、電話サポートの有無
ドコモユーザーにおすすめの格安SIMをいくつか紹介します。
| 格安SIM | 月額料金 | データ容量 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ahamo | 2,970円 | 30GB | ドコモ直営。速度はドコモと同等 |
| IIJmio | 850円〜 | 5GB〜 | コスパ抜群。端末セットがお得 |
| 日本通信SIM | 290円〜 | 1GB〜 | 最安値。通話付きプランも安い |
| mineo | 1,298円〜 | 5GB〜 | 3回線対応。コミュニティが充実 |
速度を妥協したくないならahamo一択です。ドコモの本体プランなので、お昼でも夕方でも速度が落ちません。とにかく安くしたいならIIJmioか日本通信SIMがおすすめです。

手順3:MNP予約番号を取得する
電話番号を引き継ぐためのMNP予約番号を取得します。ドコモの場合、以下の3つの方法があります。
方法1:My docomo(おすすめ)
My docomoにログイン→「契約内容・手続き」→「携帯電話番号ポータビリティ予約」から手続き。24時間対応で待ち時間なしなのが最大のメリットです。
方法2:電話
ドコモのスマホから:151(通話料無料)
一般電話から:0120-800-000
受付時間:9:00〜20:00
方法3:ドコモショップ
来店予約をして店舗で手続き。待ち時間がかかるのであまりおすすめはしません。
なお、MNPワンストップに対応している格安SIM事業者も多く、予約番号の取得が不要な場合もあります。乗り換え先の事業者のサイトで確認してみてください。
MNPワンストップ方式とは、乗り換え先の格安SIMで手続きするだけで、ドコモ側の転出手続きも同時に完了する仕組みです。ahamo、LINEMO、ワイモバイル、UQモバイル、楽天モバイルなどが対応しています。この方式を使えば、ドコモに連絡する必要すらないので手間が激減します。
手順4:格安SIMに申し込む
乗り換え先の公式サイトまたは店舗で申し込みます。必要な情報は以下の通りです。
- プラン選択
- SIMカードの種類(nanoSIMまたはeSIM)
- MNP予約番号・有効期限・ドコモの電話番号
- 本人確認書類のアップロード
- 支払い方法の登録
申し込みにかかる時間は15〜30分程度。混雑していなければサクッと終わります。
eSIMを選べば、申し込み後すぐに使い始められるのでさらにスピーディーです。物理SIMの場合は、SIMカードが届くまで2〜3日かかります。
手順5:SIMカードを差し替えて初期設定
SIMカードが届いたら(通常2〜3日)、以下の手順で設定します。
- 回線切り替え手続き:格安SIM事業者のマイページまたは電話で切り替え。切り替え完了後、ドコモは自動解約になる
- SIMカードの差し替え:スマホの電源を切ってSIMカードを入れ替え
- APN設定:格安SIM事業者の設定ガイドに従って接続先を設定
- 動作確認:電話・ネット・LINEが使えるか確認
APN設定が一番つまずきやすいポイントですが、各社とも分かりやすいマニュアルを用意しています。iPhoneの場合は構成プロファイルをインストールするだけ、Androidの場合は設定画面から手動でAPNを入力します。5分もあれば終わる作業です。

ドコモ回線の格安SIMを選ぶメリット
ドコモユーザーがドコモ回線の格安SIMを選ぶと、いくつかのメリットがあります。
- SIMロック解除が不要(古い機種でも安心)
- 通信エリアがドコモと同じ(田舎でも安心)
- 対応機種が多い(ドコモ端末との相性は抜群)
ドコモ回線は地方や山間部でも電波が入りやすいと言われているので、そのメリットを引き続き享受できるのは嬉しいポイントです。
ドコモ回線はMVNOの選択肢も最も多いので、料金プランの幅が広いのもメリットです。月額290円の超格安プランから、20GBで2,970円のahamo まで、自分の使い方に合ったプランを見つけやすいです。
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乗り換え時の注意点
解約月の料金は日割りにならない
ドコモの場合、解約月の料金は満額請求されます。月初に解約しても月末に解約しても同じ金額がかかるため、月末近くに乗り換えるのがお得です。
一方で、乗り換え先の格安SIMの初月料金は日割り計算になるケースが多いです。つまり、月末にドコモを解約して格安SIMに乗り換えれば、格安SIMの初月料金は数日分だけで済みます。ドコモの月額料金は満額かかりますが、格安SIM側の負担は最小限に抑えられます。
dアカウントの維持
ドコモを解約してもdアカウント自体は維持できます。dポイントも引き続き使えるので、dアカウントは解約しないでおきましょう。貯まったdポイントがもったいないですからね。
dアカウントの管理についてはdアカウント公式サイトで確認できます。
dポイントはコンビニやネットショッピングなど、ドコモのサービス以外でも幅広く使えます。乗り換え前に貯まっているdポイントを確認して、使い道を決めておきましょう。期間限定ポイントは乗り換え前に使い切ってしまうのがおすすめです。
ファミリー割引の影響
ドコモのファミリー割引に加入している場合、自分が抜けることで家族の割引額が変わる可能性があります。事前に家族と相談しておきましょう。
ファミリー割引のグループ人数が減ると、残った家族の割引額が下がることがあります。たとえば、3回線以上で月額1,100円割引だったものが、2回線に減ると割引額が550円になるケースがあります。自分の乗り換えによる節約額と、家族への影響を天秤にかけて判断してください。
場合によっては、家族全員でまとめて格安SIMに乗り換えたほうがトータルでお得になることもあります。家族4人がそれぞれドコモで月7,000円払っているなら、全員でIIJmioに乗り換えれば月額合計3,400円程度に。年間約43万円から約4万円に激減する計算です。

乗り換え後にやること
- 各種サービスの登録メールアドレスをGmailなどに変更(まだの場合)
- ドコモのオプションサービスの解約確認
- My docomoで最終請求額を確認
- 不要になったドコモのSIMカードの処分
データ移行が必要なケース
SIMの乗り換えだけなら、スマホのデータ移行は不要です。同じスマホでSIMカードだけ入れ替えるので、写真やアプリ、LINEのトーク履歴などはすべてそのまま残ります。
ただし、乗り換えと同時にスマホも新しくする場合は、データ移行が必要です。iPhoneならiCloudバックアップ、AndroidならGoogleドライブバックアップを使えば、比較的簡単にデータを移行できます。LINEのトーク履歴は別途バックアップが必要なので忘れないようにしましょう。
アプリの引き継ぎ確認
ドコモのキャリア決済を使って契約していたアプリやサービスがある場合、乗り換え後に支払い方法の変更が必要です。月額課金のサブスクリプションサービスは、乗り換え前に支払い方法をクレジットカードなどに切り替えておくと安心です。
総務省の携帯電話ポータルサイト(www.soumu.go.jp・サイト終了)にも乗り換えに関する詳しい情報が掲載されているので、合わせてチェックしてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. ドコモの端末代の残りはどうなる?
A. 乗り換え後も分割払いは継続されます。解約したからといって一括請求されることはありません。毎月の引き落としが続くだけなので安心してください。
Q. 電話番号は変わる?
A. MNP(番号ポータビリティ)を利用すれば、今の電話番号をそのまま引き継げます。手続きも簡単で、ワンストップ方式対応なら乗り換え先で手続きするだけです。
Q. 乗り換えにかかる費用は?
A. ドコモのMNP転出手数料は無料です。乗り換え先の格安SIMで初期手数料(3,300円程度)がかかることがありますが、キャンペーンで無料になることも多いです。
Q. LINEはそのまま使える?
A. はい、SIMを入れ替えてもLINEアカウントはそのまま使えます。トーク履歴もそのまま残ります。ただし、一部のMVNOではLINEの年齢確認ができない場合があります。
まとめ
ドコモから格安SIMへの乗り換えは、以下の流れで完了します。
- My docomoで利用状況を確認
- 乗り換え先の格安SIMを選ぶ(ドコモ回線がおすすめ)
- MNP予約番号を取得(My docomoが楽)
- 格安SIMに申し込み
- SIMカード差し替え&初期設定
ドコモを何十年使っていても、手続き自体は1日あれば完了します。月額料金が半分以下になるインパクトは本当に大きいので、ぜひ思い切って乗り換えてみてください。
「乗り換えが不安」という方は、まずはahamoから試してみるのもアリです。ahamoはドコモの料金プランの一つなので、MNP手続きすら不要でプラン変更だけで切り替えられます。それだけで月額料金は大幅に下がりますし、「やっぱり合わない」と思ったらドコモの他のプランに戻すことも簡単です。格安SIMへの第一歩として、まずはahamoで料金の安さを体感してみてください。

※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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