「格安SIMに乗り換えたけど、もっと通信費を下げたい!」そう思っている人は、Wi-Fiとの併用を見直してみませんか。
実は格安SIMの料金を最大限に活かすには、Wi-Fiとの使い分けがめちゃくちゃ重要です。うまく併用すれば、スマホの月額を1,000円以下に抑えつつ、快適にネットを使うことだってできます。
この記事では、格安SIMとWi-Fiの賢い併用術から、具体的な節約シミュレーションまでしっかり解説していきます。

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格安SIMとWi-Fiを併用するメリット
スマホのプランを最小限にできる
自宅にWi-Fiがあれば、家でのデータ通信は全部Wi-Fi経由になります。つまりスマホのモバイルデータは外出時しか使いません。格安SIMは最安の小容量プランでOKということになります。
たとえばIIJmioの2GBプランなら月額850円(税込)、mineoの1GBプランなら月額1,298円(税込)。自宅Wi-Fiと組み合わせれば、これくらいの容量でも十分やっていける人は多いはずです。
「でも本当に2GBとか1GBで足りるの?」と不安になる人もいると思います。総務省のデータによると、自宅にWi-Fi環境がある人のモバイルデータ通信の平均消費量は月1.5GB前後です。通勤・通学の電車内でSNSやニュースを見るくらいなら、思ったほどギガは減りません。動画を見る習慣がある人でも、それを自宅のWi-Fi環境で済ませるようにすれば、外出先での消費量は大幅に抑えられます。
速度のストレスが減る
格安SIMは昼12時台や夕方など、混雑する時間帯に速度が落ちやすいのがデメリット。でも自宅やカフェのWi-Fiなら、時間帯に関係なく安定した速度で使えます。大容量のダウンロードや動画視聴はWi-Fi、外出時のちょっとした検索やSNSはモバイルデータと使い分けるのが最強です。
特にMVNO系の格安SIM(IIJmio、mineo、nuroモバイルなど)は、平日の昼12時台に速度が1Mbps以下まで落ち込むことがあります。この時間帯に動画やSNSの画像読み込みをしようとすると、かなりストレスを感じるはずです。でもWi-Fi環境にいれば全く問題なし。つまり「格安SIMの弱点をWi-Fiでカバーする」という考え方ですね。
データ容量の心配がなくなる
Wi-Fiを使っている間はギガを消費しないため、月末に「あと何GB残ってる?」とビクビクする必要がなくなります。精神衛生上もかなり良いです。
大手キャリアの無制限プランを使っていた人が格安SIMに乗り換えると、最初はギガの残量が気になって仕方ないという声をよく聞きます。でもWi-Fi併用を徹底すれば、月末になっても余裕で余っているケースがほとんど。「使い切れなかったギガはどうなるの?」と心配する側になるくらいです。IIJmioやmineoなど、余ったデータを翌月に繰り越せるサービスもあるので、そういった格安SIMを選べばさらに安心感が増します。

パターン別!Wi-Fiとの併用スタイル
パターン1:自宅に光回線がある場合
一番スタンダードなパターン。自宅に光回線(フレッツ光、NURO光、auひかりなど)があって、Wi-Fiルーターで飛ばしている場合です。
おすすめの格安SIMプラン:1GB〜3GB
自宅にいる時間が長い人(リモートワーカー、主婦・主夫、学生など)は、外出時のデータ消費だけ考えればいいので、1〜3GBプランで十分です。通勤・通学の往復でSNSやニュースを見る程度なら、1GBでも足りるケースが多いです。
月額コストの目安:
- 光回線:約4,000〜5,500円/月
- 格安SIM(3GB):約1,000円/月
- 合計:約5,000〜6,500円/月
大手キャリアで無制限プランを使っていた場合(月7,000円前後)と比べて、光回線代込みでもほぼ同じか安くなります。しかも自宅では速度制限なしで使い放題なので、コスパは圧倒的に上です。
ちなみに光回線は家族全員で使えるので、家族が複数人いる場合はさらにコスパが良くなります。家族4人がそれぞれ大手キャリアの無制限プランを使っている場合、月額は約28,000円。光回線(4,400円)+格安SIM4人分(3,400円)にすれば月額7,800円まで下がるので、その差は歴然です。

パターン2:モバイルWi-Fiルーターと併用する場合
自宅に光回線を引いていない場合や、外出先でもWi-Fiを使いたい場合は、モバイルWi-Fiルーターとの併用もアリです。
おすすめの格安SIMプラン:1GB以下〜3GB
モバイルWi-Fiルーターを常に持ち歩くなら、スマホのモバイルデータはほぼ使いません。ルーターのバッテリーが切れたときの保険として、最低限のプランを契約しておくイメージです。
月額コストの目安:
- モバイルWi-Fi(50GB):約3,000〜4,000円/月
- 格安SIM(1GB):約800〜1,000円/月
- 合計:約3,800〜5,000円/月
ただし、スマホとルーターの2台持ちになるのがデメリット。充電管理も2台分必要ですし、荷物も増えます。「身軽さ」を重視する人にはちょっと向かないかもしれません。
モバイルWi-Fiルーターを選ぶなら、WiMAX系が人気です。データ容量の上限がないプランもあり、下り最大速度も十分実用的。自宅でも外出先でもこれ1台で済ませたいという人には向いています。ただし、地下や建物の奥だと電波が弱くなることがあるので、そういう場面で格安SIMのモバイルデータに切り替えるという使い方がベストです。
パターン3:フリーWi-Fiをメインに使う場合
コンビニ、カフェ、駅、図書館などのフリーWi-Fiを積極的に活用するパターン。通信費を極限まで下げたい人向けです。
おすすめの格安SIMプラン:1GB以下
月額コストの目安:
- 格安SIM(1GB):約800〜1,000円/月
- 合計:約800〜1,000円/月
圧倒的に安いですが、フリーWi-Fiが使えない場所では通信が厳しくなるため、生活スタイルに合っているかよく考えてから選びましょう。
フリーWi-Fiは場所によって速度にかなりバラつきがあります。大手カフェチェーンや図書館のWi-Fiは比較的安定していますが、コンビニのWi-Fiは混雑時に速度がかなり落ちることも。また、接続できる時間に制限がある場合も多く(例:1回60分、1日3回まで)、長時間の作業には向きません。あくまで「ちょっとした調べもの」や「メッセージの送受信」くらいの用途に留めておくのが現実的です。
フリーWi-Fiは暗号化されていないネットワークもあります。ネットバンキングやECサイトでの決済は、フリーWi-Fiではやらないほうが安全です。VPN(Virtual Private Network)を使えばセキュリティを高められますが、無料VPNは速度が遅かったり信頼性に問題があったりすることもあるので、利用する場合は有料の信頼できるVPNサービスを選びましょう。

Wi-Fi併用時におすすめの格安SIM
小容量プランが安い格安SIM
Wi-Fiメインで使うなら、小容量プランの料金が安い格安SIMを選ぶのがポイントです。記事執筆時点でのおすすめはこちらです。
| 格安SIM | プラン | 月額(税込) | ポイント |
|---|---|---|---|
| IIJmio | 2GB | 850円 | 業界最安クラス、eSIM対応 |
| 日本通信SIM | 1GB | 290円 | データのみなら最安 |
| povo2.0 | 基本0GB | 0円(トッピング制) | 必要な時だけデータを買える |
| 楽天モバイル | 3GBまで | 1,078円 | 従量制で無駄がない |
| LINEMO | 3GB | 990円 | LINEはギガフリー |
特にpovo2.0は基本料0円で、データが必要なときだけトッピングで買えるため、Wi-Fiメインの人には最適解かもしれません。
povo2.0の使い方をもう少し具体的に説明すると、「普段はWi-Fi環境だけど、旅行や出張で一時的にたくさんデータが必要」というシーンにぴったり。24時間データ使い放題が330円、3GB(30日間)が990円というトッピングがあるので、必要な時だけ購入すればいいわけです。毎月固定の月額料金を払わなくてもいいのは大きなメリットですよね。
一方、LINEMOはLINEのトーク・通話・ビデオ通話がデータ消費ゼロの「LINEギガフリー」が特徴。普段のコミュニケーションがLINE中心の人なら、3GBプラン(990円)でもかなり余裕を持って使えるはずです。
自宅Wi-Fiの選び方
格安SIMとの併用を考えるなら、自宅のWi-Fi環境もちゃんと整えておきたいところ。選択肢は大きく3つです。
1. 光回線(一番おすすめ)
速度・安定性ともに最強。オンラインゲームや4K動画もストレスなし。工事が必要ですが、長期的に見ればコスパ最高です。セット割がある格安SIMもあるので要チェック。
- ワイモバイル × ソフトバンク光 → おうち割
- UQモバイル × auひかり → 自宅セット割
光回線を選ぶときは、マンションタイプか戸建てタイプかで料金が変わります。マンションタイプなら月額3,500〜4,500円程度、戸建てタイプなら月額5,000〜6,000円程度が相場です。NURO光は下り最大2Gbpsの高速通信が魅力ですが、対応エリアが限られている点には注意が必要です。フレッツ光は全国ほぼ全域で利用可能なので、対応エリアが心配な人はフレッツ光系の光コラボ(ドコモ光、ソフトバンク光など)を選ぶのが無難です。
2. ホームルーター(工事不要)
引っ越しが多い人や工事ができない物件に住んでいる人におすすめ。コンセントに挿すだけでWi-Fiが使えます。光回線よりは速度が落ちますが、普通に使う分には十分です。
代表的な製品としては、ドコモの「home 5G」、ソフトバンクの「SoftBank Air」、WiMAXの「Speed Wi-Fi HOME」などがあります。特にドコモのhome 5Gは下り最大4.2Gbps(理論値)と、ホームルーターとしてはトップクラスの速度を誇ります。格安SIMと組み合わせる場合は、ホームルーターと同じキャリア系列の格安SIMを選ぶとセット割が適用できることもあるのでチェックしてみてください。
3. テザリング(追加費用なし)
スマホのテザリング機能を使って、PCやタブレットをネットに繋ぐ方法。追加費用はかかりませんが、スマホのデータ容量を消費するので、大容量プランが必要になります。一人暮らしでPC利用が少ない人向けです。
テザリングを自宅のメイン回線として使うなら、楽天モバイルの無制限プラン(月額3,278円)が有力候補です。データ使い放題なのでテザリングでPCを使ってもギガを気にする必要がありません。ただし、テザリングはスマホのバッテリーを大量に消費するため、充電しながら使うのがおすすめ。また、同時接続台数にも制限がある(機種によって異なるが概ね10台前後)ため、家族で使うには向きません。

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Wi-Fi併用で気をつけるポイント
Wi-Fiの自動接続設定を見直す
スマホが自動で不要なWi-Fiに接続しようとして、逆に通信が不安定になることがあります。使わないWi-Fiネットワークは「自動接続」をオフにしておきましょう。
特に街中を歩いていると、コンビニや飲食店のWi-Fiに勝手に接続しようとして、一時的にネットが途切れるという経験をしたことがある人は多いはず。iPhoneなら「設定」→「Wi-Fi」→該当のネットワークの「i」マーク→「自動接続」をオフにすればOK。Androidなら「設定」→「Wi-Fi」→該当ネットワークを長押し→「ネットワークを削除」でも対応できます。
フリーWi-Fiのセキュリティに注意
フリーWi-Fiは便利ですが、暗号化されていないネットワークもあります。特に、ネットバンキングやECサイトでの決済は、フリーWi-Fiではやらないほうが安全です。総務省の「Wi-Fiの安全な利用について」も参考にしてください。
見知らぬWi-Fiネットワークには特に注意が必要です。「Free_WiFi」のようないかにもな名前のネットワークが悪意のあるものだったりします。正規のフリーWi-Fiかどうか判断がつかない場合は、接続しないのが一番安全です。
Wi-Fiルーターの置き場所
自宅Wi-Fiの速度が遅いと感じたら、ルーターの置き場所を見直してみましょう。部屋の中央付近、床から1m以上の高さ、壁や家具から離すのが基本です。電子レンジの近くは電波干渉があるのでNGです。
Wi-Fiルーターの買い替え時期
Wi-Fiルーターは消耗品です。一般的に3〜5年が買い替えの目安と言われています。古いルーターは最新のWi-Fi規格(Wi-Fi 6やWi-Fi 6E)に対応していないため、せっかくの高速な光回線の性能を活かしきれません。ルーターが古い場合は、買い替えるだけで通信速度が大幅に改善することもあります。最新のWi-Fi 6対応ルーターは5,000〜10,000円程度で購入でき、コスパも十分です。

具体的な節約シミュレーション
ケース1:一人暮らし(現在:大手キャリア無制限プラン)
Before:大手キャリア無制限プラン 月7,315円
After:IIJmio 2GB(850円)+ 光回線(4,400円)= 月5,250円
月2,065円、年間約24,780円の節約!
ケース2:家族4人(現在:大手キャリア×4)
Before:大手キャリア家族割適用 月22,000円(4人分)
After:IIJmio 2GB×4人(3,400円)+ 光回線(4,400円)= 月7,800円
月14,200円、年間約170,400円の節約!
家族で乗り換えると効果がすごいことになります。浮いたお金で旅行に行けちゃうレベルです。
ケース3:リモートワーカー(現在:大手キャリア+モバイルWi-Fi)
Before:大手キャリア(7,315円)+ モバイルWi-Fi(4,000円)= 月11,315円
After:povo2.0(基本0円+月1回3GBトッピング990円)+ 光回線(4,400円)= 月5,390円
月5,925円、年間約71,100円の節約!
リモートワーカーは自宅にいる時間が長いので、Wi-Fi併用の恩恵をもっとも受けやすいタイプです。モバイルWi-Fiを解約して光回線に一本化し、外出時の予備としてpovo2.0を持っておくだけで、通信費が半分以下になります。
ケース4:学生(現在:大手キャリア学割プラン)
Before:大手キャリア学割プラン 月4,928円
After:日本通信SIM 1GB(290円)+ 自宅のWi-Fi利用(親の回線)= 月290円
月4,638円、年間約55,656円の節約!
学生で自宅に親の光回線がある場合は、節約効果が最大化します。大学構内にもWi-Fiが飛んでいることが多いので、モバイルデータはほぼ使わないという人も少なくありません。
まとめ:格安SIM×Wi-Fiが最強の節約コンビ
格安SIMとWi-Fiの併用は、通信費節約の王道中の王道です。
- 自宅にWi-Fiがあれば、格安SIMは小容量プランでOK
- povo2.0やIIJmioなど、小容量が安い格安SIMを選ぶ
- 光回線とのセット割がある格安SIMならさらにお得
- フリーWi-Fi活用時はセキュリティに注意
- Wi-Fiルーターの置き場所や買い替え時期もチェック
まずは自分の生活スタイルを振り返って、毎月どれくらいモバイルデータを使っているかチェックしてみましょう。意外とWi-Fi環境にいる時間が長くて、プランを下げられるかもしれません。
通信費の節約は「一度やればずっと効果が続く」のが最大の魅力です。月に数千円でも浮けば、年間では数万円の差になります。その浮いたお金を趣味や貯金に回せると思えば、ちょっとした設定や乗り換えの手間は十分ペイするはずです。

Wi-Fiルーターの選び方に迷ったら、バッファロー公式サイトのWi-Fiルーター選び方ガイドも参考になります。各キャリアの料金プランの最新情報は、価格.comの格安SIM比較ページでまとめてチェックできます。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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