「スマホ代が高すぎる…格安SIMに変えたいけど、自分でもできるの?」と思っている方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、格安SIMへの乗り換えは誰でもできます。ただし、未成年の場合はちょっとした注意点があります。この記事では、格安SIMに乗り換える具体的な手順から、つまずきやすいポイントまでまるっと解説していきます。
実際に大手キャリアから格安SIMに乗り換えた人の多くが「こんなに簡単ならもっと早く変えればよかった」と言っています。手続き自体は早い人なら30分もかからず完了しますし、SIMカードが届いてからの設定も5〜10分程度。この記事を読みながら進めれば、スマホの知識に自信がない方でも問題なく乗り換えできますよ。

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格安SIMに乗り換えるメリット
まず、そもそも格安SIMに乗り換えるとどんなメリットがあるのか整理しておきましょう。
月額料金が大幅に安くなる
大手キャリアだと月7,000~8,000円くらいかかるのが普通です。これが格安SIMだと月1,000~3,000円程度まで下がります。年間で考えると5万~6万円の節約になるので、かなりインパクトがあります。
具体的に計算してみましょう。大手キャリアで月7,500円払っている人が、格安SIMの月2,000円プランに乗り換えた場合、毎月5,500円の節約。年間だと66,000円、10年だと660,000円の差額になります。この金額があれば海外旅行に行けたり、趣味に使えたり、投資に回したりと、人生の選択肢が広がりますよね。
自分に合ったプランを選べる
大手キャリアだとプランが限られがちですが、格安SIMなら1GB・3GB・5GB・10GB・20GBなど、細かくデータ容量を選べるのがポイント。Wi-Fi環境が多い方なら3GBで十分だったりしますし、動画をよく見る方なら20GBプランを選ぶこともできます。
「今のキャリアだとデータ無制限プランに加入しているけど、実際は月5GBくらいしか使ってない…」という人は意外と多いです。マイページで過去3ヶ月のデータ使用量を確認してみてください。思ったより少ない容量で済んでいるケースがほとんどですよ。
契約の縛りがない
大手キャリアでは以前は2年縛りが一般的でしたが、現在は各社とも解約金は廃止されています。格安SIMも基本的に契約期間の縛りがないため、気に入らなければいつでも他社に乗り換えることができます。「試しに使ってみて、合わなかったら戻る」という気軽さがありますね。

格安SIMの主要事業者を簡単に紹介
格安SIMにはたくさんの事業者がありますが、まずは主要どころを把握しておきましょう。
| 事業者 | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| ワイモバイル | ソフトバンク回線・店舗サポート充実 | 店舗サポートが欲しい人・家族で使う人 |
| UQモバイル | au回線・通話込みプランがお得 | 通話もする人・au経済圏の人 |
| ahamo | ドコモ回線・30GB+5分かけ放題 | 30GBをシンプルに使いたい人 |
| LINEMO | ソフトバンク回線・LINEギガフリー | LINEヘビーユーザー |
| 楽天モバイル | 楽天回線・通話無料・データ無制限あり | 通話が多い人・楽天経済圏の人 |
| IIJmio | ドコモ/au回線・プラン豊富で最安級 | とにかく安くしたい人 |
| mineo | 3回線対応・コミュニティが充実 | ユーザー同士の助け合いを重視する人 |
初めての格安SIMで不安な方は、店舗サポートが充実しているワイモバイルかUQモバイルがおすすめ。ネットの手続きに慣れている方は、料金の安いIIJmioやLINEMOも選択肢に入れてみてください。
未成年が契約する際の注意点
ここからが重要なポイントです。18歳以上(成人)であれば、基本的に自分名義で契約できます。ただし、18歳未満の場合は親権者の同意が必要です。
18歳以上の場合
2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げられたので、18歳・19歳の方は自分名義で契約できます。本人確認書類と支払い方法(クレジットカードやデビットカード)があればOKです。
18歳未満の場合
中学生や高校生で18歳未満の場合は、以下のどちらかの方法になります。
- 親権者名義で契約して、利用者登録を子ども本人にする(こちらが一般的)
- 未成年本人名義で契約し、親権者の同意書を提出する(対応している事業者が限られる)
事業者によって対応が異なるので、総務省の携帯電話ポータルサイト(www.soumu.go.jp・サイト終了)で最新の情報をチェックしておくと良いでしょう。
未成年の利用で気をつけたいのがフィルタリングサービスです。18歳未満の方には、有害サイトへのアクセスを制限するフィルタリングサービスの利用が義務付けられています。格安SIMでもフィルタリングサービスは提供されていますので、契約時に設定するのを忘れないようにしましょう。
乗り換えに必要なもの
格安SIMへの乗り換えに必要なものをまとめました。事前に準備しておくとスムーズです。
本人確認書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード(顔写真付き)
- パスポート
- 健康保険証+補助書類(住民票など)
最近はマイナンバーカードが一番スムーズです。まだ作っていない方は早めに取得しておくことをおすすめします。eKYC(オンラインでの本人確認)にもマイナンバーカードが対応しているので、自宅にいながらスマホで本人確認が完了します。
支払い方法
- クレジットカード(最も一般的)
- デビットカード(対応している事業者あり)
- 口座振替(一部の事業者のみ)
クレジットカードを持っていない場合は、口座振替に対応している事業者を選ぶか、デビットカードを作っておくのがおすすめです。ワイモバイルやUQモバイルは口座振替に対応しているので、カードなしでも契約できます。
MNP予約番号
今使っている電話番号をそのまま引き継ぎたい場合は、MNP予約番号が必要です。現在契約中のキャリアに連絡して取得しましょう。MNPワンストップに対応している事業者も増えているので、予約番号なしで乗り換えできるケースもあります。
MNPワンストップに対応しているのは、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル・ワイモバイル・UQモバイル・ahamo・povo・LINEMOなど主要事業者です。これらの間で乗り換える場合は、MNP予約番号を取得する手間が省けるのでかなり楽ですよ。

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格安SIM乗り換え手順【5ステップ】
それでは、具体的な乗り換え手順を見ていきましょう。
ステップ1:自分の利用状況を確認する
まず、今のスマホで毎月どれくらいデータを使っているか確認しましょう。キャリアのマイページやアプリから確認できます。過去3ヶ月分くらいの平均を見ると、自分に合ったプランが選びやすくなります。意外と3GB以下で収まっている方が多いです。
確認するポイントは以下の3つです。
- データ使用量:月平均で何GB使っているか
- 通話時間:月にどれくらい電話をかけているか(LINEの通話は除く)
- 端末の残債:スマホの分割払いが残っていないか
データ使用量が月3GB以下なら最安プランで十分、3〜10GBなら中容量プラン、10GB以上なら大容量プランか無制限プランを検討しましょう。通話はLINEの無料通話で済んでいるなら、かけ放題オプションは不要。通常の電話を月10分以上使うなら、かけ放題オプションをつけた方がお得になります。
ステップ2:格安SIM事業者を選ぶ
利用状況がわかったら、自分に合った事業者を選びます。選ぶポイントは以下の通り。
- データ容量と月額料金のバランス
- 通信回線(ドコモ・au・ソフトバンクのどの回線を使うか)
- サポート体制(チャット・電話・店舗)
- キャンペーンの有無
通信回線の選び方のコツとしては、「今使っているキャリアと同じ回線」の格安SIMを選ぶとスムーズです。ドコモユーザーならドコモ回線の格安SIM(ahamo、IIJmioなど)、auユーザーならau回線の格安SIM(UQモバイル、povoなど)、ソフトバンクユーザーならソフトバンク回線の格安SIM(ワイモバイル、LINEMOなど)を選べば、端末の対応確認も簡単で、エリアカバーも同じなので安心です。
ステップ3:MNP予約番号を取得する
電話番号を引き継ぐ場合は、現在のキャリアからMNP予約番号を取得します。総務省のMNP関連ページ(www.soumu.go.jp・サイト終了)にも手続きの流れが載っているので参考にしてみてください。
取得方法は以下の3つです。
- 各キャリアのWebサイト(My docomo、My au、My SoftBankなど)
- 電話での問い合わせ
- キャリアショップでの手続き
Webが一番手軽で、待ち時間もないのでおすすめです。
MNP予約番号には15日間の有効期限があります。多くの格安SIM事業者では「有効期限が10日以上残っている状態」での申し込みを求めているので、予約番号を取得したらなるべく早く(2〜3日以内に)申し込みをするのがベストです。期限が切れてしまっても、再取得は何度でも無料でできるので安心してください。

ステップ4:格安SIMに申し込む
事業者の公式サイトから申し込みます。必要な情報は以下の通り。
- プラン選択(データ容量・音声通話の有無)
- SIMカードのサイズ(最近はほぼnanoSIM、またはeSIM)
- MNP予約番号の入力
- 本人確認書類のアップロード
- 支払い方法の登録
eSIMに対応した端末を使っている場合は、eSIMを選ぶと物理SIMカードの到着を待つ必要がなく、申し込み完了から数時間で利用開始できます。iPhoneはXS以降のモデル、Androidも最近の機種の多くがeSIMに対応しています。急いで乗り換えたい方はeSIMがおすすめです。
ステップ5:SIMカードが届いたら初期設定
SIMカードが届いたら(eSIMの場合は即日)、以下の設定を行います。
- SIMカードの差し替え
- APN設定(接続先の設定)
- 回線の切り替え手続き
APN設定は各事業者のマニュアルに従えば、5分もかからず完了します。難しそうに見えますが、実際は画面の指示通りに進めるだけなので安心してください。
APN設定でつまずきやすいポイントを補足しておくと、iPhoneの場合は「構成プロファイル」のダウンロードとインストールが必要な事業者があります。事業者の公式サイトから「iOS用APN設定プロファイル」をダウンロードして、設定アプリからインストールするだけです。Androidの場合は「設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」から手動で入力するパターンが多いです。
設定後に「通信ができない」という場合は、まず端末を再起動してみてください。それでもダメなら、機内モードをON→OFFにする、SIMカードを抜き差しする、APN設定を再確認するの3つを試してみましょう。大半のトラブルはこれで解決します。

乗り換えのベストタイミング
格安SIMに乗り換えるなら、以下のタイミングがおすすめです。
3月~4月の新生活シーズン
各社がキャンペーンを強化する時期です。学割プランも充実しているので、このタイミングが一番お得に乗り換えられることが多いです。
現在の契約の更新月
大手キャリアの解約違約金は廃止されている場合がほとんどですが、念のため確認しておきましょう。端末の分割払いが残っている場合は、残債の支払いが必要になることもあります。
端末の残債がある場合でも、乗り換え自体は可能です。残債は引き続き元のキャリアに分割払いで支払い続けることになります。「残債があるから乗り換えできない」と思っている人がいますが、それは誤解。残債と回線契約は別物なので、乗り換え後も残りの分割払いだけ続けるイメージです。
キャンペーン期間中
格安SIM事業者は頻繁にキャンペーンを行っています。最新のキャンペーン情報をチェックするのも手です。
特に「SIM単体契約で○○ポイント還元」「乗り換えで端末代○○円引き」などのキャンペーンは定期的に開催されています。数千円〜1万円以上お得になることもあるので、急ぎでなければキャンペーン情報をウォッチしてから申し込むのが賢い方法です。
乗り換え時にやっておくべきこと
スムーズに乗り換えるために、事前にやっておくべきことを確認しましょう。
LINEのアカウント引き継ぎ設定
LINEのトーク履歴のバックアップと、アカウントの引き継ぎ設定をONにしておきましょう。乗り換え後にLINEが使えなくなるわけではありませんが、念のためバックアップを取っておくと安心です。
キャリアメールの移行
ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアメール(@docomo.ne.jp等)を使っている場合、乗り換え後は使えなくなります。重要なサービスの登録メールアドレスをGmailなどのフリーメールに変更しておきましょう。「メール持ち運びサービス」(月330円)を使えばキャリアメールを継続利用することも可能です。
Wi-Fi環境の確認
SIMカードの入れ替え中は一時的に通信ができなくなるため、Wi-Fi環境がある場所で作業するのがおすすめです。APN設定のマニュアルをダウンロードする際にもWi-Fiが必要になることがあります。
よくある質問
Q. LINEはそのまま使える?
はい、LINEはそのまま引き継げます。ただし、乗り換え前にLINEアカウントの引き継ぎ設定をオンにしておくことを忘れずに。トーク履歴のバックアップも事前にやっておきましょう。
Q. 今のスマホはそのまま使える?
SIMロックが解除されていれば、今のスマホをそのまま使えます。2021年10月以降に購入したスマホはSIMロックがかかっていないので、基本的にはそのまま使えます。
2021年9月以前に購入したスマホの場合は、SIMロック解除が必要なケースがあります。SIMロック解除は各キャリアのWebサイトから無料でできるので、乗り換え前に済ませておきましょう。店舗で手続きすると手数料がかかる場合があるので、Webからの手続きがおすすめです。
Q. 通信速度は遅くなる?
正直、お昼休みの時間帯(12時~13時頃)は速度が落ちやすい事業者もあります。ただ、普段使いのSNSやWebブラウジングには問題ないレベルのことがほとんどです。サブブランド系(ワイモバイル・UQモバイル)ならお昼でもストレスなく使えます。
Q. 電話番号は変わる?
MNP(番号ポータビリティ)を利用すれば、今の電話番号をそのまま引き継げます。新しい番号でも構わないという場合は、MNP手続きなしで新規契約するだけなのでさらに簡単です。
Q. テザリングはできる?
ほとんどの格安SIMでテザリングは利用可能です。ただし、一部の古い端末では対応していないケースもあるため、各事業者の動作確認ページで自分の端末が対応しているか事前にチェックしておきましょう。

まとめ
格安SIMの乗り換えは、手順さえわかれば意外と簡単です。
- 18歳以上なら自分名義で契約OK、18歳未満は親権者の同意が必要
- 本人確認書類・支払い方法・MNP予約番号を事前に準備
- オンラインで申し込めば最短即日~数日で乗り換え完了
- 3月~4月の新生活シーズンがキャンペーン的にお得
- LINEやキャリアメールの引き継ぎ準備を忘れずに
- APN設定は5分程度で完了する簡単な作業
毎月数千円の節約は積み重なるとかなり大きな金額です。浮いたお金で好きなことに使えると思えば、乗り換えない理由はないのではないでしょうか。ぜひこの記事を参考に、格安SIMへの乗り換えにチャレンジしてみてください。
「難しそう」「面倒くさそう」と思っている方も、実際にやってみると「え、これだけ?」と拍子抜けするくらい簡単です。手続き自体は30分もかからず終わりますし、年間5〜6万円の節約効果を考えると、その30分の投資対効果は計り知れません。迷っているなら、まずは利用状況の確認から始めてみてくださいね。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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