中学生にスマホを持たせたいけど、月額料金は安く抑えたい。でも安全面も気になる…。そんな悩みを持つ保護者の方は多いのではないでしょうか。
格安SIMなら大手キャリアの半額以下でスマホが使えますが、中学生に持たせるならフィルタリング機能への対応は必須です。実は「青少年インターネット環境整備法」によって、18歳未満の子どもにスマホを持たせる場合、通信事業者にはフィルタリングサービスの提供が義務づけられています。
この記事では、フィルタリング対応がしっかりしている格安SIMを厳選して紹介します。お子さんの安全を守りながら、家計にもやさしい選択をしていきましょう。

🐕 ナビ助のおすすめ!
中学生に格安SIMを持たせるときに確認すべきポイント
中学生のスマホ選びでは、料金の安さだけで判断するのは危険です。以下のポイントを必ずチェックしましょう。
フィルタリング機能の充実度
フィルタリングとは、有害なWebサイトやアプリへのアクセスを制限する仕組みのことです。格安SIMによっては、フィルタリングが無料で使えるものと有料オプションになっているものがあります。
フィルタリングアプリには主に以下の機能が備わっています。
- 有害サイトのブロック(アダルト・暴力・出会い系など)
- アプリの利用制限(ゲームやSNSの時間制限)
- 利用状況のレポート(保護者がスマホの使い方を確認できる)
- 位置情報の確認(GPS連動で居場所がわかる)
利用時間の管理機能
中学生はスマホに夢中になりがちです。利用時間を制限できる機能があれば、勉強や睡眠の妨げになるのを防げます。スマホの使いすぎは学力低下や健康への影響も指摘されているため、時間管理は大切なポイントです。
料金プランの選び方
中学生の場合、通話はLINE通話がメインになることがほとんどです。データ通信は3GB〜5GB程度あれば十分というケースが多いでしょう。月額1,000円前後で使えるプランが理想的です。
中学生のスマホ選びで大切なのは、料金・フィルタリング・利用管理の3点セットです。どれか1つでも欠けていると、後から「こんなはずじゃなかった」ということになりかねません。
中学生におすすめのフィルタリング対応格安SIM
ここからは、フィルタリング機能がしっかりしていて中学生に安心して持たせられる格安SIMを紹介します。
トーンモバイル
子どもの見守り機能が業界で群を抜いて充実しているのがトーンモバイルです。ドコモ回線を利用しており、月額1,210円(税込)で利用可能です。
「TONEファミリー」(月額473円)に加入すると、以下のような見守り機能が使えます。
- AIによる不適切な写真の撮影ブロック(自画撮り被害防止)
- 居場所確認・移動履歴の記録
- アプリのインストール制限
- 利用時間の制限設定
- 歩きスマホの警告機能
特にAIが裸の撮影を自動検知してブロックする機能は、トーンモバイル独自のもので他社にはない強みです。SNSを通じた自画撮り被害は社会問題化しており、この機能の存在は大きいといえます。

ワイモバイル
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで、全国に店舗があるため対面でのサポートが受けられるのが魅力です。困ったことがあれば店頭に行けるので、格安SIMが初めての方にも安心です。
フィルタリングには「あんしんフィルター」が無料で利用でき、年齢に応じた4段階のフィルタリング強度を設定できます。
料金は現在「シンプル3」プランを提供しており、割引適用前の月額は3,278円(S/5GB)からとなっています。家族割引やおうち割光セットを使えば、月額料金をさらに抑えることが可能です。
UQモバイル
UQモバイルはau回線を使用しており、通信速度の安定感に定評があります。「あんしんフィルター for au」が無料で使え、有害サイトのブロックやアプリ制限が行えます。
「UQ親子応援割」を利用すれば、18歳以下のお子さんがいる家族全員の料金がお得になります。コミコミプランバリュー(35GB+10分かけ放題付き)は月額3,828円ですが、UQコミコミおトク割で最大13か月間は月額3,168円で利用可能です。
LINEMO
LINEMOはソフトバンクのオンライン専用ブランドです。LINEのトークや通話でデータ量が消費されない「LINEギガフリー」が付いているため、LINE中心の連絡手段ならとても相性がいいサービスです。
ベストプランは3GBまで月額990円、10GBまで月額2,090円の2段階制。フィルタリングには「あんしんフィルター」が無料で使えます。ただし、オンライン専用ブランドのため店舗でのサポートはありません。
楽天モバイル
楽天モバイルは3GBまで月額1,078円で使え、「Rakuten Linkアプリ」を使えば国内通話が無料になります。「あんしんコントロール by i-フィルター」(月額330円)でフィルタリングに対応しています。
「最強青春割」により13〜22歳の方は毎月110ポイントが還元されるプログラムもあり、長期的にお得に使えます。
楽天モバイルのフィルタリングは月額330円の有料オプションです。無料で使える他社と比較する場合は、この費用も考慮しましょう。
各社のフィルタリング対応を比較
ここで、中学生に重要なフィルタリング関連の機能を一覧で比較してみましょう。
| 格安SIM | フィルタリング料金 | 位置情報 | 利用時間制限 | 月額目安 |
|---|---|---|---|---|
| トーンモバイル | 月額473円(TONEファミリー) | 対応 | 対応 | 約1,683円〜 |
| ワイモバイル | 無料 | 対応 | 対応 | 約3,278円〜 |
| UQモバイル | 無料 | 対応 | 対応 | 約3,168円〜 |
| LINEMO | 無料 | 対応 | 対応 | 約990円〜 |
| 楽天モバイル | 月額330円 | 対応 | 対応 | 約1,408円〜 |
※月額目安はフィルタリング料金を含めた最低料金です。割引適用前の金額のため、実際の支払額は異なる場合があります。詳細は各社の公式サイトでご確認ください。

中学生のスマホルール作りも大切
フィルタリング機能に頼るだけでなく、家庭内でのスマホルール作りも同じくらい大切です。以下のようなルールを親子で話し合って決めておきましょう。
- 使っていい時間帯を決める(例:夜10時以降は使わない)
- 食事中や勉強中はスマホを触らない
- 知らない人からのメッセージには返信しない
- 個人情報(住所・学校名・写真)をSNSに載せない
- 困ったことがあったらすぐに親に相談する
内閣府の調査によると、スマホを持つ中学生のうち家庭でルールを設けている割合は年々増加傾向にあります。ルールを作ることで、お子さん自身もインターネットリテラシーを学んでいく機会になります。
🐕 ナビ助のおすすめ!
格安SIMで中学生がスマホデビューするまでの手順
ここでは、実際に中学生に格安SIMのスマホを持たせるまでの流れを説明します。
ステップ1:利用する格安SIMを選ぶ
上で紹介した各社のフィルタリング対応・料金・通信品質を比較して、ご家庭に合ったものを選びましょう。
ステップ2:端末を用意する
新品を買うほかにも、保護者が使っていたスマホをお下がりとして渡す方法もあります。その場合はSIMロック解除が必要な場合があるので事前に確認しましょう。
ステップ3:契約手続きをする
18歳未満の方が契約する場合は、保護者の同意と本人確認書類が必要です。親名義で契約し、利用者登録でお子さんの情報を登録する方法が一般的です。
ステップ4:フィルタリングの設定を行う
契約したら必ずフィルタリング設定を完了させてからお子さんに渡すようにしましょう。フィルタリングの強度は、お子さんの年齢や使い方に応じて調整できます。
ステップ5:家庭内ルールを共有する
事前に決めたルールをお子さんと共有し、定期的に見直していくことも大切です。
よくある質問(Q&A)
Q. フィルタリングを子どもが勝手に解除できる?
A. フィルタリングの設定変更には保護者のパスワードが必要です。お子さんが勝手に解除することは基本的にできません。ただし、パスワードの管理はしっかり行いましょう。
Q. LINEはフィルタリングでブロックされない?
A. LINEなどのアプリはフィルタリングの設定で個別に許可・制限を設定できます。連絡手段として必要なアプリは許可リストに追加しておけば問題ありません。
Q. 格安SIMでもGPS見守り機能は使える?
A. 多くのフィルタリングアプリにはGPSによる位置情報確認機能が含まれています。特にトーンモバイルは位置情報と移動履歴の記録が充実しています。
Q. 途中でプラン変更はできる?
A. ほとんどの格安SIMで月単位のプラン変更が可能です。お子さんの使い方に合わせて、データ量を増やしたり減らしたりできます。
Q. 中学校でスマホの持ち込みは許可されている?
A. 学校によって方針が異なります。持ち込みを許可している学校でも、校内での使用は制限されているケースがほとんどです。入学前に学校の規則を確認しておきましょう。

まとめ
中学生に格安SIMを持たせるなら、フィルタリング対応の充実度を最優先に考えましょう。見守り機能を重視するならトーンモバイル、店舗サポートの安心感ならワイモバイル、料金の安さならLINEMOがおすすめです。
大切なのは、フィルタリング設定をしっかり行い、家庭内でスマホのルールを決めること。格安SIMを上手に活用して、お子さんの安全と家計の節約を両立させてください。
各サービスの最新の料金やキャンペーン情報は変更される場合があります。契約前には必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
参考リンク:内閣府 青少年のインターネット利用環境整備、総務省 フィルタリング(有害サイトアクセス制限サービス)
🐕 ナビ助のおすすめ!


