「格安SIMと光回線、どう組み合わせるのが一番お得?」「セット割って格安SIMでも使えるの?」
スマホも固定回線も毎月の固定費です。この2つを賢く組み合わせれば、通信費をさらに節約できます。
15社以上の格安SIMと光回線の組み合わせを片っ端から計算してきた結果、「セット割あり」と「個別に安い組み合わせ」でどっちが得かはケースバイケースだということが分かりました。この記事では、おすすめの組み合わせとセット割の活用方法を詳しく解説します。

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格安SIMと固定回線のセット割とは?
セット割とは、同じグループのスマホと光回線をセットで契約すると、月額料金が割引になるサービスのことです。大手キャリアでは定番の割引ですが、格安SIMでもセット割が使えるキャリアがあります。
大手キャリアのセット割(ドコモ光セット割、auスマートバリューなど)は月額1,100円前後の割引が受けられますが、そのぶん基本料金が高めに設定されています。格安SIMの場合はそもそもの料金が安いので、セット割の金額も控えめなものが多いです。ただし、ワイモバイルやUQモバイルは大手キャリア並みの割引額が用意されています。
セット割が使える格安SIM × 光回線の組み合わせ
ワイモバイル × ソフトバンク光(おうち割 光セット)
- 割引額:スマホ1回線あたり毎月1,188円割引(Sプランは毎月1,078円割引)
- 条件:ソフトバンク光 + 指定オプション(月額550円)に加入
- 対象:家族最大10回線まで割引適用
ワイモバイルのセット割は割引額が大きいのが魅力です。Mプラン(20GB)は通常2,178円ですがセット割で990円に。家族4人で使えば毎月4,752円もお得になります。
ただし注意点として、セット割の条件にある「指定オプション」(月額550円)の加入が必須です。オプション料金を考慮しても十分お得ですが、1人で使う場合は他の組み合わせも検討の余地があります。
UQモバイル × auひかり(自宅セット割)
- 割引額:スマホ1回線あたり毎月1,100円割引
- 条件:auひかり(または対応する光回線サービス)を契約
- 対象:家族最大10回線まで割引適用
UQモバイルも割引額が大きく、トクトクプラン2(30GB)は通常4,048円がセット割で大幅割引に。コミコミプランバリュー(35GB)なら10分かけ放題付きで月額3,828円で使えます。
さらにUQモバイルの自宅セット割は、auひかり以外にもビッグローブ光、So-net光、eo光など多くの光回線で適用できるのが大きなメリット。すでに光回線を契約済みの方でも、対応回線なら切り替え不要でセット割が使える場合があります。
IIJmio × IIJmioひかり(mio割)
- 割引額:毎月660円割引
- 条件:IIJmioのSIMとIIJmioひかりをセットで契約
- 対象:1回線分の割引
IIJmioひかりは月額4,356円(マンション)/ 5,456円(戸建て)。mio割で660円引きになるので、マンションタイプなら月額3,696円と光回線としてはかなり安い部類です。
mineo × eo光(eo × mineoセット割)
- 割引額:毎月330円割引
- 条件:mineoとeo光をセットで契約
- 対象:1回線分の割引
eo光は関西エリア限定の光回線ですが、独自回線で速度評価が高いサービスです。mineoとのセット割は330円と控えめですが、両方とも料金が安いのでトータルでお得です。
NUROモバイル × NURO光(セット割)
- 割引額:スマホ1回線あたり毎月最大1,100円割引
- 条件:NUROモバイルとNURO光をセットで契約
- 対象:1回線分の割引
NURO光は下り最大2Gbpsの高速回線として人気があります。NUROモバイルとのセット割で、通信速度と料金の両方を最適化できる組み合わせです。ゲームや動画を高画質で楽しみたい方にはぴったりです。

セット割がない場合のおすすめ組み合わせ
ahamo、LINEMO、povo2.0などのオンライン専用ブランドにはセット割がありません。でも、そもそもの料金が安いのでセット割なしでも十分お得なケースが多いです。
ahamo + 安い光回線の組み合わせ
- ahamo:2,970円/月(30GB + 5分かけ放題)
- enひかり:3,520円/月(マンション)- ahamo/UQモバイルユーザーは110円引き
- 合計:6,380円/月
enひかりは契約期間の縛りがなく、月額料金が安い光回線です。ahamoユーザーなら「勝手に割り」で110円割引が適用されます。引っ越しが多い方や、契約期間の縛りが嫌な方にとっては非常に使い勝手が良い選択肢です。
LINEMO + NURO光の組み合わせ
- LINEMO:990円/月(3GB)〜
- NURO光:5,200円/月(戸建て、2ギガプラン)
- 合計:6,190円〜/月
NURO光はセット割はないものの、下り500Mbps以上出ることもザラで、回線速度にこだわりたい方におすすめです。LINEMOはLINEのデータ消費がカウントフリーなので、LINEでの通話やメッセージが多い方にぴったりの組み合わせです。
povo2.0 + GMOとくとくBB光の組み合わせ
- povo2.0:基本料0円(データトッピングで必要な分だけ購入)
- GMOとくとくBB光:3,773円/月(マンション)
- 合計:3,773円〜/月
povo2.0は基本料0円で、必要なときだけデータを購入するトッピング方式。固定回線があれば外出時のデータ消費は最小限で済むので、povo2.0と固定回線の組み合わせは「とにかく通信費を最低限にしたい」方の最適解です。

セット割vs.個別で安い組み合わせ、どっちがお得?
「セット割があるからお得」とは限りません。大事なのはトータルの月額料金です。
パターンA:ワイモバイル + ソフトバンク光(セット割あり)
- ワイモバイル Mプラン:2,178円 – 1,188円(セット割)= 990円
- ソフトバンク光(マンション):4,180円 + 550円(オプション)= 4,730円
- 合計:5,720円/月
パターンB:IIJmio + enひかり(セット割なし)
- IIJmio 20GBプラン:2,000円
- enひかり(マンション):3,520円
- 合計:5,520円/月
パターンC:povo2.0 + GMOとくとくBB光(最安構成)
- povo2.0:0円(基本料)+ 390円(1GB/7日間トッピングを月2回想定)= 780円
- GMOとくとくBB光(マンション):3,773円
- 合計:4,553円/月
セット割がなくても、そもそもの料金が安い組み合わせの方が安くなるケースもあります。セット割の有無だけで判断せず、必ずトータル料金で比較しましょう。
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家族構成別のおすすめ組み合わせ
通信費の最適解は、家族の人数やスマホの使い方によって変わります。代表的なパターンを紹介します。
一人暮らしの場合
セット割の恩恵が1回線分しかないため、個別に安いサービスを選ぶのが正解。IIJmio + enひかり、またはデータ使用量が少ないならpovo2.0 + 安い光回線がベストです。
夫婦2人の場合
ワイモバイル × ソフトバンク光が有力候補。2回線分のセット割で月額2,376円もお得になります。UQモバイル × auひかりも同様に強力です。
家族4人以上の場合
セット割が大きく効くのはこのパターン。ワイモバイル × ソフトバンク光なら4回線で月額4,752円の割引。セット割の威力が最大限に発揮されます。

固定回線の代わりにスマホのテザリングで済ませるのはアリ?
一人暮らしでデータ使用量が少ない場合は、固定回線を引かずにスマホのテザリングで済ませるという選択肢もあります。
テザリングで済ませるのが向いている人
- 月のデータ使用量が20GB以下
- 動画をヘビーに見ない
- オンラインゲームをしない
- 在宅ワークでビデオ会議をあまりしない
固定回線が必要な人
- 家族で同時にネットを使う
- 動画をよく見る(Netflix、YouTubeなど)
- オンラインゲームを快適にプレイしたい
- 在宅ワークでビデオ会議が多い
- 複数台のデバイスを常時接続したい
光回線を選ぶときのポイント
1. 月額料金だけでなく実質料金で比較する
キャッシュバックや工事費無料キャンペーンを含めた、2〜3年間の実質月額料金で比較するのがポイントです。高額キャッシュバックがあっても、月額料金が高ければ長期的には損になることもあります。
2. 契約期間と違約金を確認する
2〜3年の契約期間縛りがある光回線が多いので、引っ越しの可能性がある場合は縛りなしの光回線を選ぶのがおすすめです。enひかりやexcite MEC光は契約期間の縛りがないのが特徴です。
3. 通信速度の評判をチェックする
光回線は最大速度の理論値よりも、実際の利用者の速度が重要です。口コミサイトで実測値を確認しましょう。マンションタイプは共有回線なので、時間帯によって速度が落ちることもあります。
4. マンションか戸建てかで料金が変わる
光回線の月額料金は、マンションタイプと戸建てタイプで大きく異なります。マンションタイプのほうが1,000〜1,500円ほど安いのが一般的です。マンションにお住まいの方は、建物に導入済みの光回線を確認してから検討しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 格安SIMに乗り換えたら光回線も変えないとダメ?
変えなくても問題ありません。ただしセット割を活用したい場合は、組み合わせに対応した光回線への切り替えを検討する価値があります。光回線の乗り換えは「事業者変更」の手続きで比較的簡単にできます。
Q. マンションで光回線が選べない場合はどうすれば?
マンションによっては導入できる光回線が限定されている場合があります。その場合はホームルーター(WiMAXなど)を検討するか、使える光回線に合わせて格安SIMを選ぶ方法もあります。
Q. セット割は途中で格安SIMだけ解約しても違約金はかかる?
セット割自体に違約金はかかりませんが、セット割が外れるので光回線の月額料金が元に戻ります。スマホと光回線はそれぞれ独立した契約なので、片方だけ解約することは可能です。
まとめ:スマホと光回線はセットで考えて節約
格安SIMと固定回線の組み合わせは、セット割を活用できるキャリアを選ぶか、そもそもの料金が安いキャリア同士を組み合わせるのがポイントです。
- 家族で使うならワイモバイル × ソフトバンク光かUQモバイル × auひかりのセット割が強い
- 一人暮らしならIIJmio + enひかりやpovo2.0 + 安い光回線で個別最安を狙う
- セット割の有無だけで判断せず、トータル料金で比較する
- 契約期間の縛りや違約金も忘れずにチェック
光回線の実測速度を比較したい方はみんなのネット回線速度が参考になります。料金プランの比較は価格.comのプロバイダ比較(kakaku.com・サイト終了)もチェックしてみてください。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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