
格安SIMに乗り換えたいけど、通話料が高くなるのではと心配していませんか。大手キャリアではかけ放題が当たり前だった分、格安SIMでも同じように使えるのか気になるところです。
結論から言えば、格安SIMでもかけ放題オプションは充実しています。5分かけ放題、10分かけ放題、完全かけ放題(時間無制限)と種類も豊富で、キャリアによって料金が大きく異なります。
ここでは、格安SIMのかけ放題プランを「5分」「10分」「完全かけ放題」の3タイプに分けて料金を比較し、通話が多い人にとってどこが最安なのかを解説します。
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格安SIMのかけ放題には3つのタイプがある
1. 5分かけ放題
1回5分以内の国内通話が何度でも無料になるプランです。ちょっとした連絡や予約の電話が多い人に向いています。5分を超えた分は通常の通話料(22円/30秒が一般的)がかかります。
2. 10分かけ放題
1回10分以内の通話が無料になるプランです。5分では足りないけど、長電話はしないという人にちょうどよいです。
3. 完全かけ放題(時間無制限)
通話時間・回数ともに制限なしで国内通話が無料になるプランです。仕事で頻繁に電話をする人や、長電話が多い人に最適です。
毎月の通話時間が合計25分以下なら、かけ放題に加入せず通常通話料で済ませた方がお得なケースもあります。自分の通話頻度を確認してから判断しましょう。
5分かけ放題の料金比較
5分かけ放題は多くの格安SIMで提供されているオプションです。記事執筆時点での各社の料金を比較します。
IIJmio|月額500円(コスパ良好)
IIJmioの5分かけ放題は月額500円と格安SIMの中でもリーズナブルです。基本プラン(2GB 850円)と合わせても月額1,350円で5分かけ放題付きの格安SIMが使えます。コストを徹底的に抑えたい人にとって最有力の選択肢です。
日本通信SIM|月額390円
日本通信SIMの5分かけ放題は月額390円です。基本プラン「合理的シンプル290プラン」(1GB 290円)と合わせると月額680円で利用可能。月額料金の総額で見ると非常に安い組み合わせになります。
ahamo|基本料金に5分通話無料が含まれている
ahamoは月額2,970円の基本プランに5分以内の国内通話無料が最初から含まれています。別途オプション料金がかからないので、30GBの大容量と5分通話無料をセットで使いたい人にはシンプルでわかりやすいです。
povo|月額550円
povoは5分かけ放題のトッピングが月額550円です。基本料0円のpovoに5分かけ放題だけ付けると月額550円で通話用の回線として使えます。データトッピングを追加すればメイン回線としても活用可能です。
HISモバイル|6分かけ放題 月額500円
HISモバイルは6分かけ放題が月額500円で提供されています。5分ではなく6分という少し長めの設定なのが特徴です。20GBプラン(2,090円)と30GBプラン(2,970円)には6分かけ放題が最初からセットになっています。

10分かけ放題の料金比較
IIJmio|月額550円
IIJmioの10分かけ放題は月額550円です。5分では心もとないけど完全かけ放題は必要ない、という人にちょうどよい価格設定です。
mineo|月額550円
mineoも10分かけ放題が月額550円で利用できます。ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べるマルチキャリア対応なので、手持ちの端末に合わせやすい柔軟性があります。
NUROモバイル|月額880円
NUROモバイルの10分かけ放題は月額880円です。基本料金が安いプランと組み合わせると、トータルのコストバランスが良い場合があります。
完全かけ放題(時間無制限)の料金比較
通話時間を気にせず電話したい人のための完全かけ放題を比較します。
楽天モバイル|実質0円(Rakuten Link利用時)
楽天モバイルはRakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料でかけ放題になります。オプション料金は一切かかりません。3GBまで1,078円の基本料金だけで、通話し放題が使えるのは破格です。
ただし、Rakuten Linkアプリを使わず標準通話アプリから発信すると22円/30秒の通話料がかかるため、アプリの使い分けには注意が必要です。標準通話アプリでの15分かけ放題オプション(月額1,100円)も用意されています。
ahamo|月額1,100円(オプション)
ahamoの完全かけ放題オプションは月額1,100円です。基本プラン(2,970円)と合わせると月額4,070円で30GB+完全かけ放題になります。ドコモ品質の回線で通話品質も安定しているのがメリットです。
mineo|月額1,210円
mineoの時間無制限かけ放題は月額1,210円。基本プランのマイピタ(1GBプランなど)と組み合わせれば、通話メインの使い方でも月額を抑えられます。
IIJmio|月額1,400円
IIJmioの完全かけ放題は月額1,400円です。基本プランが2GBで850円からなので、合わせると月額2,250円で完全かけ放題付きの格安SIMが使えます。
povo|月額1,650円
povoの完全かけ放題トッピングは月額1,650円。基本料0円にかけ放題だけ付ければ月額1,650円で通話専用回線として使うこともできます。
日本通信SIM|月額1,600円(オプション)
日本通信SIMの通話かけ放題オプションは月額1,600円です。「合理的みんなのプラン」の50GBプラン(2,178円)には5分かけ放題(または70分無料通話)が最初から含まれているため、そこにかけ放題オプションを追加する形になります。
外部参考:日本通信SIM公式サイト

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通話品質の違いにも注目
標準通話(VoLTE)とアプリ通話の違い
格安SIMのかけ放題には、標準通話アプリを使うタイプと、専用アプリを使うタイプの2種類があります。
ahamo、LINEMO、ワイモバイル、UQモバイルなどは標準通話アプリからの発信がかけ放題の対象です。通話品質はVoLTE(高音質通話)で安定しています。
一方、楽天モバイルのRakuten Linkはアプリ通話(RCS/VoIP)のため、通話品質が通信環境に左右されるケースがあります。Wi-Fi環境下なら快適ですが、電波が弱い場所では音質が落ちることもあります。
楽天モバイルのRakuten Linkでの通話は無料ですが、一部の通話先(ナビダイヤル0570等)は無料対象外です。また、相手がRakuten Linkを使っていなくても通話自体は可能ですが、通話品質が変わる場合があります。
かけ放題の選び方ガイド
毎月の通話時間で選ぶ
自分が毎月どのくらい電話をかけるかを基準に選びましょう。
- 月25分以下の通話 → かけ放題オプションなしでOK(通常料金で十分)
- 短い通話を頻繁にする → 5分かけ放題がおすすめ
- やや長い通話が多い → 10分かけ放題がおすすめ
- 長電話や仕事での通話が多い → 完全かけ放題がおすすめ
通話品質を重視するかどうか
仕事の電話で通話品質を重視する場合は、標準通話アプリでかけ放題になるahamo、ワイモバイル、UQモバイルなどがおすすめです。コスト最優先なら楽天モバイルのRakuten Link(0円)がかなりお得です。
データ容量とのトータルコストで比較する
かけ放題オプションの料金だけでなく、基本プラン(データ容量)との合計金額で比較しましょう。オプション料金が安くても基本料金が高ければトータルでは割高になることがあります。
よくある質問(Q&A)
Q. 格安SIMのかけ放題で緊急通報(110・119)はできる?
はい、格安SIMでも110番や119番への緊急通報は可能です。Rakuten Linkアプリからの発信であっても、緊急通報は標準通話アプリに自動切替されるため、問題なく利用できます。
Q. かけ放題オプションは途中で外せる?
ほとんどのキャリアで、かけ放題オプションの追加・削除は自由に行えます。マイページやアプリから手続きできるケースが多いので、通話が多い月だけ付ける、という使い方も可能です。
Q. フリーダイヤルへの通話もかけ放題に含まれる?
フリーダイヤル(0120)への通話は、そもそも発信者に通話料がかからないため、かけ放題の対象外(料金が発生しない)です。ただし、ナビダイヤル(0570)はかけ放題の対象外で別途料金がかかるケースが多いので注意してください。
Q. 法人利用でもかけ放題は使える?
個人向けプランのかけ放題は法人名義では契約できないケースがほとんどです。法人利用の場合は、各キャリアの法人向けプランを確認してください。

まとめ|用途に合わせてかけ放題を賢く選ぼう
格安SIMのかけ放題プランは、キャリアによって料金に大きな差があります。
5分かけ放題なら日本通信SIMの月額390円が最安クラス。完全かけ放題ならRakuten Link利用で実質0円の楽天モバイルがコスト面では群を抜いています。標準通話アプリでの完全かけ放題を求めるなら、ahamoの月額1,100円(基本料込み4,070円)がバランスに優れています。
自分の通話頻度と通話品質へのこだわり、そしてデータ容量を含めたトータルコストで比較して、ベストなかけ放題プランを見つけてみてください。
外部参考:IIJmio公式サイト
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