「格安SIMって契約するの、面倒くさそう…」
この心理的なハードルは、格安SIMへの乗り換えをためらう理由のトップクラスに入ります。大手キャリアならショップで全部やってもらえるけど、格安SIMはオンラインで自分でやらなきゃいけないイメージがありますよね。
でも実際にやってみると、格安SIMの契約は思ったよりずっと簡単です。早ければ10分程度で申し込み完了、eSIMなら即日開通も可能。各社の申し込みフローを比較すると、最速3分で開通するキャリアもあります。
この記事では、特に契約が簡単な格安SIMをおすすめ順に紹介するとともに、申し込みの手順もわかりやすく解説します。

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格安SIMの契約に必要なもの
まず、格安SIMを契約するために必要なものを確認しておきましょう。事前に準備しておくと申し込みがスムーズです。
必要書類・情報
- 本人確認書類:運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど
- クレジットカード:月額料金の支払いに使用(口座振替対応のキャリアもあり)
- メールアドレス:GmailやYahoo!メールなど(キャリアメール以外が望ましい)
- MNP予約番号:他社から乗り換える場合に必要(ワンストップ方式対応なら不要)
- Wi-Fi環境:eSIMの初期設定時に必要
本人確認書類の注意点
本人確認書類は、種類によって受付の可否が異なることがあります。最もスムーズに進むのはマイナンバーカードです。マイナンバーカードはICチップによる認証に対応しているため、eKYCでの本人確認が一発で通りやすく、審査も早い傾向があります。
運転免許証も広く受け付けられていますが、住所変更していない場合は裏面の記載も撮影する必要があったり、光の反射で読み取れないと再撮影になるケースもあります。パスポートは顔写真のあるページと所持人記入欄のページの両方を撮影する必要があるので、少し手間がかかります。
健康保険証は本人確認書類として使えないキャリアが増えています。以前は補助書類(公共料金の領収書など)と組み合わせれば使えたのですが、不正利用防止の観点から受付を停止する会社が増えてきました。契約前に利用できる書類を確認しておくのがベストです。

支払い方法の選択肢
格安SIMの支払い方法はクレジットカードが主流ですが、口座振替やデビットカードに対応しているキャリアもあります。
口座振替に対応しているのは、ワイモバイル、UQモバイル、楽天モバイル、ahamoなど。一方、IIJmioやLINEMOなどはクレジットカードのみです。クレジットカードを持っていない方は、口座振替対応のキャリアを選ぶか、審査不要のプリペイド式クレジットカード(Kyashなど)を用意しておくと選択肢が広がります。
契約が簡単な格安SIM おすすめ5選
1. 楽天モバイル ー アプリで全部完結、最短3分開通
契約の簡単さでイチオシは楽天モバイルです。「my 楽天モバイル」アプリから申し込めば、最短3分でeSIMの開通が完了します。申し込みから通信開始まで最短5分以内という速さはダントツです。
本人確認もeKYC(AIによるオンライン本人確認)に対応していて、マイナンバーカードや運転免許証をスマホのカメラで撮影するだけ。書類の郵送は一切不要です。
プランも「Rakuten最強プラン」の1つだけなので、プラン選びで迷うこともありません。データ使用量に応じて料金が自動で変わる仕組みだから、「どのプランを選べばいいかわからない」という悩みとは無縁です。
楽天モバイルは楽天ポイントとの連携も強力で、契約時のキャンペーンでポイント還元が受けられることが多いのも見逃せません。楽天市場や楽天カードを日常的に使っている人なら、ポイントの貯まりやすさも加速します。
2. LINEMO ー シンプルな2プランで迷わない
LINEMOはベストプラン(3GBまで990円/10GBまで2,090円)とベストプランV(30GBまで)の2つだけ。選択肢が少ないので迷いません。
申し込みはオンラインのみですが、画面の指示に従って進めていくだけなので難しくありません。3GB/990円でソフトバンク品質の回線が使えるのは、コストパフォーマンスとしてかなり優秀です。
LINEMOの大きな特徴として、LINEのデータ通信がカウントフリーになる「LINEギガフリー」があります。LINEのトーク、音声通話、ビデオ通話をどれだけ使ってもデータ容量を消費しません。LINEをよく使う人にとっては、実質的なデータ容量が大幅に増えるのと同じ効果があります。

3. ahamo ー プラン1つで超シンプル
ahamoは月額2,970円のワンプラン。オプションも最小限なので、申し込み時に「どれを選べばいいの?」と悩むことがほとんどありません。
ドコモユーザーならプラン変更だけで乗り換えられるので、MNPの手続きすら不要。ドコモからの乗り換えなら所要時間わずか5分程度です。
ahamoには「大盛りオプション」(+1,980円で80GB追加、合計110GB)もあるので、「30GBじゃ足りないかも」という人でも対応できます。しかも5分以内の国内通話が無料で付いてくるので、ちょっとした電話なら追加料金がかかりません。海外82の国と地域でも追加料金なしで30GB使えるので、海外旅行や出張が多い人にも向いています。
4. ワイモバイル ー ショップで手続きできる安心感
「やっぱりオンラインは不安…対面で手続きしたい」という人には、ワイモバイルがおすすめです。全国約2,600店舗のワイモバイルショップやソフトバンクショップで、スタッフに相談しながら契約できます。
ショップなら、プラン選びから初期設定、データ移行まで全部サポートしてもらえます。「契約が面倒」「設定がわからない」という不安を一切感じずに乗り換えられる安心感は大きいですね。
ワイモバイルは家族割引やおうち割光セットなど、割引オプションが充実しているのもポイントです。家族でまとめて乗り換えると、2回線目以降は月額1,100円引きになります。家族4人で乗り換えれば月3,300円、年間だと約4万円の割引になるので、家族単位で検討する価値は大きいです。
また、PayPayとの連携も強力で、ワイモバイルユーザーはPayPayポイントの還元率がアップするキャンペーンが頻繁に行われています。

5. UQモバイル ー auショップでも手続き可能
UQモバイルも、全国のauショップやUQスポットで対面での契約が可能です。ショップ対応の充実度ではワイモバイルと双璧です。
auユーザーならauショップで「UQモバイルへの乗り換え」を依頼するだけ。プラン変更感覚で手続きが完了します。
UQモバイルは「トクトクプラン2」「コミコミプランバリュー」の2つから選べます。データ使用量が月によって変動する人はトクトクプラン2、通話もデータもたっぷり使いたい人はコミコミプランバリューがおすすめです。プランの選び方もショップのスタッフが丁寧に説明してくれるので安心です。
余ったデータ容量は翌月に繰り越せるのも嬉しいポイント。使い切れなかった分が無駄にならないので、プラン選びに失敗しても損が少ないです。
契約方法の比較:オンライン vs ショップ
格安SIMの契約方法には、大きく分けてオンラインとショップの2つがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に合った方法を選びましょう。
| 比較項目 | オンライン | ショップ |
|---|---|---|
| 所要時間 | 10〜15分 | 30分〜1時間 |
| 待ち時間 | なし | 混雑時は1〜2時間待ち |
| 営業時間 | 24時間対応 | 10〜20時が多い |
| 相談・サポート | チャットや電話のみ | 対面で相談できる |
| 初期設定 | 自分で行う | スタッフがサポート |
| キャンペーン | オンライン限定特典あり | ショップ限定特典あり |
実は、オンライン限定のキャンペーンが用意されているケースが結構あります。「オンラインで申し込むと初期費用無料」「Webからの申し込みで追加ポイントプレゼント」といった特典は見逃せません。一方で、ショップでも在庫限りの端末セールなど独自の特典がある場合もあります。

オンライン契約の具体的な手順
「オンラインでの契約って具体的にどうやるの?」という方のために、一般的な流れを説明します。
ステップ1:申し込みページにアクセス(所要時間1分)
契約したい格安SIMの公式サイトにアクセスして、「申し込み」ボタンをクリックします。
ステップ2:プランとオプションを選択(所要時間2~3分)
データ容量のプラン、SIMの種類(物理SIM or eSIM)、かけ放題などのオプションを選びます。迷ったら、まずは小さいプランから始めて、足りなければ後から変更すればOKです。
ステップ3:MNP情報の入力(所要時間1~2分)
他社から乗り換える場合は、MNP予約番号と有効期限を入力します。ワンストップ方式に対応しているキャリアなら、このステップは画面上の操作だけで完了します。
ステップ4:本人確認(所要時間2~3分)
eKYC(オンライン本人確認)で本人確認書類をスマホのカメラで撮影します。顔写真との照合も行われるので、画面の指示に従って自分の顔を撮影しましょう。
ステップ5:支払い情報の入力(所要時間1~2分)
クレジットカード情報を入力します。口座振替に対応しているキャリアなら、口座情報でもOKです。
ステップ6:申し込み完了(合計10~15分)
内容を確認して申し込み完了。eSIMなら審査完了後すぐに使えるようになり、物理SIMなら数日後にSIMカードが届きます。

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物理SIMとeSIMの違いと選び方
契約時に選ぶことになる「物理SIM」と「eSIM」の違いも押さえておきましょう。
物理SIMのメリット・デメリット
物理SIMは従来型のSIMカードで、スマホのSIMスロットに差し込んで使います。メリットは、SIMカードを差し替えるだけで別のスマホでも使えること。機種変更のときもSIMカードを入れ替えるだけなので分かりやすいです。デメリットは、申し込みから届くまで2〜3日かかること。即日開通はできません。
eSIMのメリット・デメリット
eSIMはスマホに内蔵されたチップに情報を書き込む方式です。最大のメリットは即日開通が可能なこと。申し込み→審査完了→QRコード発行→プロファイルインストールという流れで、最短当日中に使い始められます。デメリットは、対応していないスマホでは使えないこと。比較的新しいスマホなら対応していることが多いですが、事前に確認が必要です。
「すぐに使い始めたい」ならeSIM、「確実に簡単に使いたい」なら物理SIMを選ぶのがおすすめです。なお、eSIMに対応しているスマホなら、物理SIMとeSIMの両方を使う「デュアルSIM」運用も可能です。仕事用とプライベート用で番号を分けたい場合などに便利です。
MNPワンストップ方式とは?
以前は格安SIMに乗り換える際、今使っているキャリアでMNP予約番号を取得してから申し込む必要がありました。この手順が「面倒」と感じる人が多かったのですが、MNPワンストップ方式の導入で大幅に簡略化されています。
MNPワンストップ方式とは、乗り換え先のキャリアで手続きするだけで、元のキャリアからの転出手続きも同時に完了する仕組みです。わざわざ元のキャリアに連絡してMNP予約番号を発行してもらう必要がありません。
主要なキャリアのほとんどがワンストップ方式に対応しているので、乗り換えのハードルはかなり下がっています。具体的な対応状況は各キャリアの公式サイトで確認してみてください。

契約をさらにスムーズにするコツ
事前に本人確認書類を用意しておく
申し込み途中で「あ、免許証どこだっけ…」となると手が止まります。事前に手元に用意しておきましょう。マイナンバーカードがあると、eKYCの認証がスムーズに進むことが多いです。
キャリアメール以外のメールアドレスを準備
乗り換え後にキャリアメールが使えなくなる可能性があるので、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスを事前に作っておきましょう。各種サービスのメールアドレス変更も忘れずに。
Wi-Fi環境で手続きする
申し込み中に通信が途切れると面倒なことになりかねません。自宅のWi-Fiなど、安定した通信環境で手続きするのがおすすめです。
夜間や早朝に申し込む
アクセスが集中する日中よりも、夜間や早朝の方がサイトが軽くてスムーズに手続きできることがあります。特にキャンペーン開始直後は混雑しがちなので、タイミングを見計らいましょう。
スマホの対応バンドを確認しておく
格安SIMに乗り換える場合、今使っているスマホがその回線の対応バンド(周波数帯)に対応しているか確認することが重要です。ドコモ回線ならBand 1/3/19/21、au回線ならBand 1/3/18/26が主要なバンドです。各キャリアの公式サイトで動作確認済み端末のリストが公開されているので、申し込み前に必ずチェックしましょう。
契約後にやること
初期設定(APN設定)
SIMカードが届いたら(またはeSIMが開通したら)、APN設定を行います。多くの場合、プロファイルをインストールするだけで自動的に設定されますが、手動設定が必要な場合もあるので、公式サイトの手順を確認しましょう。
APN設定でつまずく人が意外と多いのですが、ほとんどの場合は以下の手順で解決します。iPhoneの場合は各社が提供する「構成プロファイル」をSafariからダウンロードしてインストールするだけ。Androidの場合は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」から、各社の情報を入力します。
回線の切り替え
MNPで乗り換えた場合、旧キャリアから新キャリアへの回線切り替え手続きが必要です。多くの場合、マイページやアプリから「回線切り替え」ボタンを押すだけで完了します。
回線切り替えのタイミングは重要です。切り替えボタンを押すと、旧キャリアの回線が使えなくなり、新キャリアに切り替わります。この間、数分〜30分程度は電話もデータ通信もできなくなるので、急な連絡が来そうにないタイミングを選びましょう。
動作確認
設定が完了したら、電話の発着信、データ通信、SMSの送受信がちゃんとできるか確認しましょう。問題なければ乗り換え完了です。
旧キャリアのオプション解約確認
乗り換え後は、旧キャリアで契約していた有料オプションが自動的に解約されているか確認しておきましょう。留守番電話サービスや端末保証サービスなど、解約し忘れると月額料金が発生し続けることがあります。旧キャリアのマイページで最終確認をしておくと安心です。

よくあるトラブルと対処法
eKYCで本人確認が通らない
本人確認書類の撮影でエラーになるケースがあります。よくある原因は、光の反射で文字が読めない、ピントが合っていない、書類がフレームからはみ出している、といったものです。明るい場所で、書類を平らな面に置いて撮影すると成功率が上がります。何度やってもダメなら、別の本人確認書類を試すか、カスタマーサポートに問い合わせましょう。
eSIMのプロファイルがインストールできない
eSIMの場合、QRコードを読み取ってプロファイルをインストールする必要がありますが、このときWi-Fi接続が必須です。モバイルデータ通信ではインストールできないことがあるので、必ずWi-Fiに繋いだ状態で作業してください。
MNP予約番号の有効期限が切れた
MNP予約番号には有効期限(発行日を含めて15日間)があります。有効期限が切れてしまった場合は、再度取得すれば大丈夫です。なお、多くの格安SIMでは申し込み時点で有効期限が10日以上残っていることが条件になっているので、取得後はなるべく早めに申し込みましょう。
まとめ:格安SIMの契約は思ったより簡単
格安SIMの契約は、オンラインなら10~15分、ショップなら30分~1時間程度で完了します。「面倒くさそう」と思っていた人も、一度やってみれば「え、これだけ?」と拍子抜けするはずです。
- とにかく簡単さ重視なら楽天モバイルかLINEMO
- 対面サポート重視ならワイモバイルかUQモバイル
- 即日開通したいならeSIM対応キャリアを選ぶ
- MNPワンストップ対応なら予約番号の取得も不要
- 自分のスタイルに合った方法で格安SIMデビューを
「ネットで買い物をしたことがある」レベルのスキルがあれば、格安SIMのオンライン契約は問題なくこなせます。それすら不安なら、ワイモバイルやUQモバイルのショップに行けばスタッフが全部やってくれます。どんな人でも乗り換えられる環境は整っているので、あとは一歩を踏み出すだけです。毎月の通信費を数千円浮かせて、その分を好きなことに使いましょう。
参考リンク:
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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